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先生は世界を救った英雄ですが、外道です。  作者: 火澄 鷹志
炎の修学旅行編
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◎炎の修学旅行編 登場人物紹介および設定(前編)

修学旅行編も中盤ということで、一旦ここまでの登場人物の紹介になります。

尚、今回の登場人物紹介では遊びでストーリーにあまり関係のない裏設定や脇役にも少し触れています。

・ヤマトの人々


◇サクラ・ヒメラギ


ヤマトの国の姫巫女。まだ10代ではあるものの芯の強い部分があり、周囲の人間に流されない気丈さを持っている。先祖代々姫巫女を輩出しているヒメラギ家という一族の人間であり、自身も生まれてすぐの頃に姫巫女としての力を発現後、将軍家に保護される形で大切に育てられてきた。

尚、ヒメラギ家自体も昔から将軍家に仕えてきた一族であり、亡くなった彼女の父もかつては将軍の補佐として働いていた。

幼児体型であり、本人もそれを気にしている。元々ヤマトの民自体がフォルティスをはじめとした大陸の人間と比較すると小柄な種族ではあるのだが、その中でも飛び抜けて貧乳であるためにかなりのコンプレックスになっているようだ。



◇マサムネ・トクナガ


ヤマトの国の現将軍であり、国を治める国家元首。かつては武闘派の侍であったが、現在は更なるヤマトの発展を目指して主に観光事業への協力に尽くしており、多くの民から慕われている様子。跡継ぎになる息子が1人おり、溺愛している。

過去にカリダを貧乳呼ばわり(大本の元凶はレクトだが)したことで彼女の怒りを買い、城の天守閣を吹き飛ばされるという憂き目に遭う。その際に配下の侍に命じてルークスらを罪人として捕えようとするも彼らの計り知れない実力を目の当たりにして侍たちは戦意喪失、やむなくヤマトに巣食っていた魔獣ヤマタノオロチを退治することを条件に天守閣の件を不問にしたという経緯がある。



◇コンゴウ


姫巫女サクラを守護する親衛隊のリーダーであり、同時に彼女が幼い頃から支えていた家臣でもある男。サクラによれば意外と家庭的で、時折主君である彼女に手作りの茶菓子を振る舞うこともあったらしい。

シラヌイの襲撃によって部下をことごとく屠られ、自身も武器を持って応戦するも実力の差は歴然であり、瞬く間に急所を突かれて命を落とした。



◇スミレ


レクトと遊んでいた遊女その1。美脚が自慢。



◇ボタン


レクトと遊んでいた遊女その2。美肌で有名。



◇カエデ


レクトと遊んでいた遊女その3。美声の持ち主。



◇スイレン


レクトと遊んでいた遊女その4。意外に料理上手。



・焔神教団


◆ソウゲン


教団を率いる長。しかしその全てが謎に包まれており、面会を許されているのも教団内ではごく一部の人間のみ。かなり大柄な男で、普段から仮面のようなもので素顔を隠している。

火神カグツチの復活を掲げ、配下の人間たちに命じて姫巫女サクラを狙う。そのため今はまだ自身で動いてはいないが、シラヌイやグレンをはじめとした教団の人間からはそれなりに敬意を表されているようだ。



◆シラヌイ


教団における2人の最高幹部のうちの1人で、それと同時に教団内に存在する忍者部隊を率いる長でもある。自身の忍者としての実力も相当なもので、サクラの護衛にあたっていた親衛隊やその他の侍たちを瞬時に仕留めるほか、レクトには実力で及ばないものの彼と切り結んで生き延びるほどの強者。

いつどこで学んだのかは不明であるが機械工学にも精通しており、中心街を襲撃した魔導船の整備や運用の指揮もとっていた。



◆グレン


教団における2人の最高幹部のうちの1人で、常に単独で行動している。比較的小柄な体格にも関わらず、腰にはやや大振りな太刀を2本携えている。短気な性格で口調も軽いが、剣士としての腕前は相当なものらしく、たった1人で数十人もの警備の侍を短時間の内に殺害した。

教団に属してはいるものの信仰心といったものは無いに等しく、シラヌイによればあくまでも教団の長であるソウゲンの目的に賛同して教団に参加したとのこと。



◆オボロ


シラヌイの配下の女忍者で、まだ若いながらも戦闘部隊を率いる実力者。暗殺術だけでなく妖術の扱いにも長けており、特に土を使った術を得意とする。シラヌイからも高く評価されており、彼の命令で姫巫女サクラを襲撃するも失敗、反対にレクトによって捕らえられてしまう。

シラヌイの話によればそう簡単に口を割るような者ではないとのことだが、それすらも上回るドSで外道なレクトによって聞くのもおぞましい目に遭わされ、ついには教団の情報を全て洗いざらい吐かせられてしまった。



◆ススキ


オボロ隊に所属する忍者であり、特技は変装。商人を装ってレクトたちに近付くものの、隠密活動を行う人間としては些か未熟な部分がありレクトには一発で看破される。挙げ句の果てには隊長であるオボロからも用済みと判断され、弁解する暇もなく始末されてしまった。

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