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この世界の神様へ!!  作者: 時雨時雨
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〜7〝三人側サイド〟〜

一方その頃……夏樹、昴、秋はとある一室の棚や机等の後ろの隅の方で意識を失っていました…が昴と秋がいち早く目を覚まし、夏樹を起こしている所でした……。


夏樹は「ん……??」と揺り動かされ目を開けましたが

昴が小声で「シッ…。静かに…私と秋君が先に目を覚ましてましたが何だか様子が変な様なのです…。声を出さず、動かずに居て下さい…。奥から人の声と多くの気配がするので…。しかも此処は学園ではない様なので……。」と言いました…。


それに夏樹は頷き三人は昴の機転で棚の隅に身を潜め様子をこっそりと伺う事にしました………。





~別視点~


「皆様起きて下さい……。起きて下さい…。」と声が聞こえ各々気を失っていた皆は一人また、一人と目を覚ましていきました…。


「皆起きて下さいましたか??さぞ突然で驚かれている事でしょう…。此処はルイカナ魔法国と言います…。私はこの国の女王ブリトリアナ・ルイカナと言います。此方は私の夫の一人で女王の補佐をしてくれている、王であるトールトレイ・ルイカナです。周りにいる者達は私の精鋭の騎士達と黒のローブマントを頭から被っているのはこの国最強の魔法使い達です。突然の事で驚くでしょうが皆様方宜しくお願い致します…!!

私達の国は魔法に特化しているのです……。

私達は、とある事情で異世界でも力がある特別な方々を王宮の森にある離れの召喚室のこの場所に召喚したのです!それに皆様が答えて下さいました…!それも複数人……!!

貴方方は神に選ばれた特別な存在なのです!!聖女様方、勇者方様、私達は皆様の事をずっと…お待ちしておりました…!やっと叶った召喚なのです!!」と少し興奮気味にブリトリアナが話ます…。


召喚された皆は皆、起きていきなりの事に困惑しながらブリトリアナの話を聞いていました…。


「へぇ~!異世界なんだ!俺達勇者?小説とかにある!」と、図書館で三人で騒いでいて怒られていた内の一人、山ノ内大輔が話出しました。


「じゃぁ、愛美ぃ~聖女なのかなぁ~??」と騒いでいて怒られていた内の一人、河合愛美も話始めました…。


「皆様方落ち着いて下さい!是非〝ステータオープン〟と言って見て下さい!」とブリトリアナが言い皆が各々〝ステータオープン〟と言い騒ぎ始めました…。


「私10歳も若返えっているわ!!それに聖女と…!」と図書館の管理をしていた先生音木梨花が喜色満面に言いました…。


「先生私も聖女と出ました!」と女子生徒の唯一音木を慕っていた図書委員長の近藤咲が音木に話かけ言いました…。


「愛美ぃ~も、聖女ぉ~!」と河合愛美か言います…。


「俺、火の勇者だって!!」と山ノ内大輔も話めす…。


「俺、風の勇者だって!]」騒いでいて怒られていた内の一人堀田良介が答えます…。


「俺は水の勇者です…。」と図書館で本を返していた西川正一が答えました。


それに「まぁ~皆様方凄いですわ!!魔力量も凄そうだとは思っていましたが、聖女様が三人、勇者様も三人も……!!皆様方、是非私達の王宮にある〝聖女勇者宮〟にご滞在下さい!皆様方が望む全ての物を……!宝石、ドレス、お酒、好きな好みの者を!!是非是非!!好待遇でもてなしますわ!!皆様方15歳以上と見えました…!此方では15歳は成人ですので!!」とブリトリアナがニコリと笑い少しホッとした様子の…後は興奮気味に話ました!!



そして皆各々騒ぎながら話を済ませ、王宮に向けぞろぞろと部屋を出て行きました…。








一方、先程の話を棚の後ろの隅で静かに聞いてた三人は人が完全にいなくったのを確認し溜息を吐きました……。


「先程の話を纏めると、私達も異世界召喚されたみたいですね……。しかも…怪しさしかない話でしたしね…。」とスバルが話出しました。


それにアキが「そうみたいですね~…。離れて隠れられる場所にいて僕達た助かりました~…。でも彼等と一緒の場所に召喚されてなかった事から、僕達は巻き込まれた可能性が高そうですね~…。」と言いました……。


それに対しナツは「ねぇ~、しぃーちゃん達も巻き込まれた可能性あるって事??此処には居なかったけど…?」と聞きました……。


「その可能性は高いでしょうね……、学園で側にいましたし、ただ王宮等に飛ばされた可能性は少ないでしょうね…先程の話から推測するのならば…。ただ、何処に飛ばされたのかは全く分かりません…。ハァー……面倒くさい事態です…」とスバルが溜息を吐きながら言いました。


「確かに~…あの女王かなり、隠し事しながら、歓迎してる振りしてました~…!あんな女王に乗せられて、異世界に召喚いきなりされたのに詳しく話聞かないとか馬鹿ばかりでしたね~。僕達あそこにいなくて、馬鹿の仲間にならなくて本当良かったです~。」とアキが辛辣に話します…。


ナツは「これから…私達どうする~??此処に隠れてずっといるのは不可能だよね~??多分気付かれると思う…。直ぐにではないだろうけど……。しぃーちゃん達も気になし……。」と話ました。


スバルは「確かに……早々此処から離れた方がいいでしょうね……。利用されるのは真っ平御免こうむります!さて、どうしましょうか??」とサラッと他の面々を見捨てる発言をしました………。


そうして……三人はどうするか??と、話し合いを始めたのでした…。






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