〜5先生??〜
その後……タモツが拗ねたので面倒くさくなった、メンバーごフェンリルに頼み、フェンリルを先生に異世界?の事を色々聞いて見る事になりました………。
フェンリルは《いきなり此処にいたと言ったな…。それに召喚と…。多分大きな魔力を西側から感じたので、多分大規模な召喚は合ったのかもしれぬ…。お前達は何らかの理由で弾き飛ばされ此処に来たんだろう…。そんな事をする西側の国と言えばルイカナ魔法国だろう……。それに今迄そんな事する国はいなかった…。大規模な召喚だ…どれだけの魔力が必要なのか……。犠牲になった者も沢山いるだろう…。あの自分勝手で傲慢な女王ならやりかねん。》と言いました。
マシロが「えっ?王様じゃないの?女王様?召喚があったならなっちゃん達はそこに…?それともアースに?」と…。
フェンリルは《遥か彼方昔に、とある女神がとある女の願いを聞き入れ男女の比率が狂った…。女は殆ど消滅し、その女に嫌がらせをしていた男達も消滅していった…。多分その女が女神に願ったのであろう…。それで男女の比率が9:1に迄なってしまったのだ…。今は7:3位に迄なったがな…。その時からの影響か、女は少なく大切にされ、女の立場は強いのだ…。だから、王様もいるが…強いのは女王だ。》と話ます…。
三人「……………。」
タモツは「へぇ~そうなんだなぁ?じゃ、その女王が召喚?を行ったのか??なんの為に??」と言いまして。
フェンリルは《我もこの森にいるから詳しくは分からんが、森を挟んで東の国、神聖ラリアート国に聖女が表れたと噂になってるからな…。それが気にくわんのと、あの女王は野心が凄いからな…この森を開拓し、国を大きくする為に戦争でも起こそうとしているのかも知れん……。一番危ないのはルイカナの隣にある国タタラ国だと思うが…、全ての国を手に入れたいんではなかろうかと思うぞ…。後は魔族を滅ぼし、エルフ、獣人、竜人、ドワーフ等も側に置きたいのだろうな…。あの女の考えてる事はおぞましいからな…。取り敢えず自分が何事にも一番ではないと気が済まないのだろうな…。》と話ました…。
タモツは「じゃあ、召喚って戦争や森を開拓する為に??」と言いました。
フェンリルは《後は確か…今思い出したのだが、異世界の者は魔力量が多いと聞いた事がある…。それに、勇者や聖女等を召喚出来れば魔族や神聖ラリアート国にも張り合う事が出来ると考えたのかも知れない……。》と…。
タモツは「じゃあ召喚されたなら昴達危ねぇーじゃねーか!!」と叫びました。
フェンリルは《聖女と女の勇者は分からんが…女だしな…。男や男の勇者は体良くこき使われる事だろうな…。可能性は…お前達みたいに違う場所に飛ばされていれば…あるいは…。アースと言う世界にいた時、どのくらいの人間がいたのだ?その場所に…?》と聞きました。
タモツは「俺達歩いて図書館、部屋みたいな…個室みたいな…感じの、場所だ…その場所に向かっていたのは俺達四人と後は三人と、その内一人女で…、その図書館って場所には何人いたのかわからねぇ……多分複数人はいた様に見えたが、…昴って奴が扉を開けた瞬間に地震が起きて眩い光りが…って感じで目が覚めたら此処にいた…。」と話ました。
フェンリルは《話を聞く限りその図書館?って場所にいた者達が召喚されたのではないのだろうか?そして扉を開け眩い光りと地震……。その召喚にお前達は巻き込まれたのかも知れん…。三人が同じ場所に行ってる可能性も十分あるがな…。違う場所に行ってる場合もあるのかも知れん…。元の世界にいる場合もある…。もう神じゃなきゃ分からんな…。》と言いました…。
三人は「神かぁ………。」と言い
タモツは「どうした??お前ら……??」と聞きました。
三人「いや、べ別に…!!!早く帰れる方法考えなきゃって思って!!!」と慌て答えました…。