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この世界の神様へ!!  作者: 時雨時雨
3/136

〜3ピンチ!?〜

いつ迄もグダグダしている訳にもいかないと……


タモツが「じゃあ、食料と水探しと、此処らへんの探索だな……!!人居るかも知れねぇし…。」と言いました。


三人は「いってらっしゃい……!!!」といい返事です。


「んじゃ、……行って来るわ!…………、………ってなる訳ねぇーだろっ!普通に考えて……!!お前らも、行くんだよっ!!」とタモツは一人ノリツッコミを披露しました…。


「じゃあ、取り敢えず皆で一応行くとして…、「行くんだよっ!」危険な動物に会った時倒せる為武器作んなきゃね?カッターとハサミしか無いとか無理でしょ??」と言いました。


皆は「確かに……。」と言いました。


マシロは「取り敢えず、カッターで木の枝の先端削って槍?みたいにするのと、棍棒の様な木が落ちてるか探さなきゃ!!遭遇した時にぶん殴れないでしょ??」と言いました。


皆は「…………………。」となりました。


「……いやいや…真白さん?…真白様?…木で凶暴な動物ぶん殴るつもりなんですか??…」とタモツが恐る恐る聞き、


「勿論!!木で渾身の力でぶん殴ってしまえば倒れるでしょー?槍だったら眼潰し出来るでしょー?」とマシロは答えました…!お嬢様の筈なのに…と皆一瞬…引きました…。


レンが「取り敢えず皆で作るか……。」と冷静に言いました。


各々棍棒の代わりになる木を探し、木の枝をカッターで削り始めました…。。



そんな時ちょっと離れた場所にあった木や草むらが〝ガサガサ〟と音を立てました。


四人「…………!!!」無言で音がなった方へ眼を向けます。 


小声で「お、おい…、な何かいるぞ…!ど、どうする…?」とタモツが言いました。


「ち、ちょっと、私、ま、まだ槍出来てない……。」とマシロが言います。


「だ、大丈夫だ…。アレだ。きっとひ人が残っていたんだ。」と何時も冷静なレンが動揺して言います…。


「そ、そうだ!きっと犬とか猫とか可愛い生き物だよっ!」とユウも顔を引き攣りながらせ話ます。


「きっと、く、熊とかでも、こ、こっちにはたもっちゃんがい、居るからだ、大丈夫だよ……!た、たもっちゃんのこ、拳と蹴りが炸裂して、く、熊倒せるから!!」とマシロがタモツを生贄に差し出す事を言います…。


二人は「そ、そうだ…。大丈夫だ…。」とマシロに続きタモツを生贄にする事を決めました…。


「いや、いや、お、お前等俺を生贄にし逃げようとすんじゃねぇーよ!!」タモツは言いました…。



そうこうしてる、と物体が微かに視えて来ました…。


「お、おい、あれく、黒くね?ぜ、絶対人じゃねぇ……。く、熊だ!た、多分……!!ど、どうする??」とタモツが言いました。


「し、死んだ…振りを……!!それかたもっちゃんが、LETSFIGHTを……。」マシロが動揺して言います。


「おおーい。ま真白さん??俺け、怪我するから……!し、死んじゃうから…!!」と言いました。


「な、何か、こ、此処から視てもで、でかくない〜?」とユウが言い皆それぞれ木の棒を持ち構えました…!


どんどん近くなって来る生物が目の前迄やって来ました。


黒の大きな狼?でした…。皆唖然とその生物を視ました…。皆が見た事のない大きさの狼?でした……。


「や、ヤバイよ…UMA、UMAだよ!!し、死んだ振りを…!」と慌てながらマシロが言いました。


レンが「いや、ダメだ…。死体でも喰われるのは変わらない…」と言いました…。


ユウは…「はい!たもっちゃん…。」と木の棒と刃を最大限に出したカッターを渡し戦う様に仕向けました…。


三人はタモツの背中を押し「カンバッテクダサイ…。タモツセンセイ!!」とカタコトで応援しました…。


タモツは「おぉっーいっ!叶う訳ねぇだろっ!!それに何時も先生何て言わねぇじゃねーか!!しかも、何でカタコトなんだよっ!明らかに可笑しいだろっ!」と叫びました…。


その様子を見ていた狼は《……………。》と襲い掛って来る事はありません……。


そんな様子に気づいていないのか四人は慌てふためき騒いでいました…。












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