〜1〝始まり〟地震と光り〜
とある世界の一つアース。
そこの都市には有名な学園がありました…。
小、中、高、大迄続くエスカレート式の学園《《珠雨学園》》数々の政財界の子息、令嬢が通っていました。
その学園はSクラスからDクラスに分かれていました…。
特にSクラス(通称特クラ)は人数が、少なく10人から15人と極僅かです…。クラス事に5人から10人と増えていきます!
そんな中Sクラスに通う鈴白真白13歳の中学二年生は仲間で幼馴染である笹原夏樹や、織田原優斗や、冴木蓮と共にもうすぐ夏休みである日常を過ごしていました……。
「ねぇ~、しぃちゃんお願い~!!着いてきて下さい!!明日から夏休みなにぃ~本返してない~!!担当あの、音木先生でしょ??あの先生怖いから返さないで帰るの不味いんだよ…。ね?お願い~!!」と初っ端から騒いでるのは、笹原夏樹1(通称ナツ、なっちやん)3歳中学二年の同じクラスの幼馴染である…。
それに対し呆れながら「ナツは直ぐに忘れて同じ事繰り返すからなぁー!!」と突っ込みつつ呆れているのは織田原優斗(通称ユウ)13歳の中学二年の同じクラスの幼馴染の一人である。
「まぁ、ナツに付き合って直ぐ帰るのがいい…。面倒だ…。」と冷酷に言い放ったのは中学二年の同じクラスの幼馴染の一人である冴木蓮(通称レン)13歳だ。
「んじゃ、行きますか!図書館に……。」と言ったのは私鈴白真白(通称しぃ、しぃちゃん)13歳中学二年のSクラスに通う一人である…。
そんな感じで毎日過ごしていたが明日からは夏休みだ…。ぞろぞろと図書館に向かうと図書館の少し前に、担任の羽柴保通称〝たもっちゃん〟と教育実習の先生でSクラスの担当緑山昴通称〝すばちゃん〟の2人がいた……。
「おう!帰ったんじゃないのか??お前ら…?」と〝たもっちゃん〟が尋ねました……。
「うん……なっちゃんがね……。」と言うとそれで伝わったのか2人は苦笑いしました………。
「たもっちゃん達は??」と尋ねると、「あぁ、昴が図書館に行くからって着いてきた!」と言いました。先輩後輩の仲らしく仲の良い2人です。
「えぇ~よくあの音木先生の時に図書館行くとか……信じらんな~い!!」となっちゃんが騒ぎ出しました…。
「確かに、あの音木先生の時に行けるよなぁ?何考えてるか分かんなくて怖くない??」とユウが皆に尋ねました……。
2人以外皆〝うん……うん!!〟と頷きレンが「あーゆう、冷たい顔の何考えてるか分からん奴は以外と心の中は妄想だらけだ…。」と冷静に分析しました………。
「あーあ、〝すばちゃん〟と〝たもっちゃん〟狙われてたりしてね??」となっちゃんがニヤリ笑い茶化している時、後ろから、「しぃ~先輩~!!」と後ろから呼ぶ声が聞こえて来ました…。
一年のSクラスの後輩の乙メン望月秋通称〝アッキー〟普通の女子より可愛らしいが一応男である。
皆で図書館に向かいながらアッキーに「どうたの??」と尋ねると
「しぃ~先輩に、お菓子を作って来ました!」と…。
普通の女より女子力カンストしてるよ…アッキー…。
「リンちゃんが真似してお菓子皆に作るって言ってたのをショウ君と、ヒカ君とアカ君が必死に止めてました……!!」と皆の心臓がヒュンってなる事を言い放ちました……。
「た、助かった……。後でヒカ達にお礼言わないと…!」皆心が一つになりました………。
助かった……リンちゃんの作る物はポイズンなのだ…。
アッキーから、皆お菓子をもらいました……。とても料理が上手なのだ、アッキーは。
アッキーが「最近通り魔が出てるみたいですね…。」と…。
それにレンが「あぁ、かなりの数の人間が襲われているみたいだな…。犯人も、捕まっていない…。」と…。
たもっちゃんが「お前等皆気をつけるんだぞ!!」と言い、皆頷いたのでした…。
そうこうして騒いで皆で歩いてると…図書館に着きました。
なっちゃんが「すばちゃん!一緒に、行こう!?お願い~!」と言ってすばちゃんの背中に負ぶさりました……!
「お、おも…い…行くから退けなさい…!」とすばちゃんが失礼な事を言いました。
その時いきなり図書館から音木先生が怒鳴る声が聞こえてきました……。
かなりの大声でなっちゃんがみるみる青くなっていきます…。
すばちゃんが関係なしって感じで、図書館の扉を開けたました……。
途端いきなり、かなりの地震が起きました……。「な、何??地震??]」図書館の中には数名見た事ない違うクラスの人達がいた様な気がしたが、段々立ってられなくなりたもっちゃんが「座れそして頭守れ!!」と…。窓ガラスも割れ校舎も揺れ地響きしてる大変な事態です…。
たもっちゃんは近くに居た私とレンとユウを、すばちゃんがなっちゃんとアッキーを庇い込み覆いました……。
その瞬間強い眩い光りが包み込んで眼を開けていられなくなり、意識を持っていかれ、そのまま意識を失っていきました………。