表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔力絶頂バトル  作者: 崇高なるヒヨコ
4/5

03 学び

俺はあの後、車によって孤児院へと連れて行かれた。

孤児院には色んな人がいた。でも、皆優しく温かく俺を迎えてくれた。


孤児院に入ってからの一年間で一番仲良くなったのはドラゴン族の”ゴイル”だ。


ゴイルの紹介をする前に、この世界について少し話したいと思う。

この世界には5つの人種がある。



全ての人種の根本である”人間種”


魔法が確立してから生まれてきた”魔法種”


この世に奇跡がもたらされ生まれた”混沌種”


魔王の奇跡が生んだ”魔物種”


地の底にいる”地底種”



この5つの人種により世界は成り立っている。

昔は種族同士で争いを続けていたらしいが、今はもう数百年間戦争は起きていないらしい。

そしてドラゴン族というのは魔物種の中の一つの族である。それぞれの人種に様々な分類が有るということだ。


魔法と奇跡についても話そう。

魔法は魔物種以外すべての人種が使うことができる。

そして肝心の魔法を使う方法は主に三つある。



1つ目は、詠唱。


2つ目は、魔法陣。


3つ目は、精霊との契約。



この3つの方法を用いる事により人は魔法を使える。


そして奇跡とは、人々が5歳になると与えられる固有能力のことらしい。



人間種はほぼランダム。


魔法種は魔法系等。


混沌種は肉体強化系。


魔物種はなんと奇跡が複数個。


地底種はよく分かっていないらしい。

この様に、人種事にもたらされる奇跡に違いがある。


長ったらしく語ったが、俺もよく分かってはいない事が多い。言語すら習得するのに一年もかかってよくやく使えるようになったのだ、それもまだ拙い。ようやく使い物になった言語でなんとか分かった情報がこれだ。


俺が孤児院に来た時に分かったが俺の種は人間だった。

何故その事がわかったかと言うと、分析水晶という道具があるからだ。

分析水晶は水晶に血を垂らすことによってその人の人種と生きた年数がわかる便利な道具だ。

孤児院にも1つ置いてあり、ここに来た時に俺も使った。ちなみに俺が孤児院に来た時の年齢は3年と3ヶ月だった。


そして今の俺の年齢は、4年と6ヶ月である。

この世界の一年は前の世界の一年とかわらないから、あと4ヶ月で俺は5歳になる。ちなみにゴイルは先週5歳になった。


俺はどんな奇跡を貰えるのだろうか。

結構楽しみだ。










評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ