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魔物転生3日目 卵

2022/8/18

改稿しました。

 

 結局昨夜は依頼がなかったので休みました(レベリングしました)けど、今日は昨日決めていたように空を飛びましょうか。なるべく町からは離れたほうがいいですよね。


「嬢ちゃん!そっちは森だ!魔物がいてあぶねぇぞ!」


 屋台のおじさんが話しかけてきます。


「ご心配ありがとうございます。ですが大丈夫ですよ。自分は冒険者なので」


 にこっっと笑って受け流します。すたこらさっさとそこを去り、門をくぐって――――昨日の件が伝わっていたのか何も言われませんでした――――森につきました。奥のほうで空を飛ぶ練習をしましょうか。


「♪~♪♪~~~♪~♪♪♪~~♪~」


 鼻歌を歌いながら森に入っていきます。そして、


 =======≫タムルの森 深部≪=======


 いっぱい魔物がいましたね。賢い子は襲ってこなかったですけど。おや?卵があります。全部白ですね。卵は鳥系のモンスター(動物は弱い魔物の食料となるので、外には基本いません)が稀に生むらしいですが、放置することはないはずです。という事は自然発生...希少ゆえに危ないので、持って帰りましょう。どんな子が生まれるか...


 この子たちのステータス、一応見ておきますかね。


----------

ステータス


名前:なし

種族:???の卵

物攻:--

物防:--

魔攻:--

魔防:--

速さ:--

器用:--

スキル

なし

加護

■■■の加護 氷の精霊の加護


----------

ステータス


名前:なし

種族:???の卵

物攻:--

物防:--

魔攻:--

魔防:--

速さ:--

器用:--

スキル

なし

加護

■■■の加護 地の精霊の加護


----------

ステータス


名前:なし

種族:???の卵

物攻:--

物防:--

魔攻:--

魔防:--

速さ:--

器用:--

スキル

なし

加護

■■■の加護 闇の精霊の加護


----------


 3体とも■■■の加護と精霊の加護があるんですね。ていうか■■■の加護って完全に神様絡みじゃないですか?こんなことできるのは神様しかいないですよね。多分。


 ん、あれ?下に文字が光ってますね。何々...「魔力を与えることで孵化可能?」魔力を与えればいいんですね。けど、どうしましょう。


 自分が悩んでいる理由ですが、それを説明するには、まず属性について説明しなければなりません。聞いていただけますか?


 属性には基本の6属性と、特殊属性、派生属性があります。特殊属性、派生属性については今度また説明します。


 で、この基本の6属性というのが、火(炎)、水(氷)、地、緑、光、闇なんですよね。それぞれの魔力袋とでもいうものが体にありまして、そこからそれぞれの属性の魔力が流れ出し、それが形として現れるのが魔法なんです。火は水に弱く、水は地に弱い。地は緑に弱く、緑は火に弱い。光と闇は互いに弱い。という構図なんです。


 そして今回の問題点ですが、孵化させるときにどの属性の魔力を与えるか、なんです。例えば1番目の子。氷の精霊の加護を頂いていますが、ここに地の魔力を与えたらどうなるかわかりません。ならば氷の魔力を与えればいいじゃないかと思うかもしれませんが、氷の魔力だけを与えても強く生まれてきません。(これは常識だったのかアルナ様からもらった知識の中に入っていました。)ここで出てくるのが火と緑の魔力なのですが、火の魔力だと影響が薄すぎるし、緑の魔力だと影響が強すぎるんです。それでどうしようか迷っているんです。いやこれマジどうしましょう?信託スキルで聞いてみますかね?そうしましょう。


【アルナ様ーじゃなくてもいいので誰か神様助けてくださいお願いしますー】

 〈じゃあ僕が助けてあげよう〉

【おっ。パラン様ありがとうございますー】

 〈まぁ見てたから何考えてたかは知ってるんだけどね。とりあえず今から僕の権限でパンドラに特別なスキルを上げるから〉

【え?】


《主神パラントールより〈魔力完全掌握〉〈魔力相性無視〉をプレゼントされました》


【何ですか?これ】

 〈1つ目は魔力の流れが見えるようになるもの、練習すれば魔力のコントロールがすごくうまくなるよ。2つ目は魔力の相性を無視できるというもの。だから、本来なら使えない火と水とかの混合属性が使えるようになるよ。あとは、水の子に火の魔力を渡しても影響力は小さくならない〉

【そんなスキルをくださったんですか?ありがとうございます】

 〈いえいえー。じゃあ、その子たちが孵化したらいいものを上げよう〉

【えっ?なんでそこまでするんですか?】

 〈それはその子たちが-----だからさ〉

【すみません、今なんて言いました?】

 〈えーこれも禁語に入っちゃうの?んとねー。その子たちが特別だからだよ〉

【はぁ。まあ、わかりました!頑張って孵化させますね】

 〈ああ、頑張って。孵化したら、名前を付けてあげるといい。きっと喜ぶさ〉

【そうですか。ありがとうございました】

 〈うん、パンドラの役に立てたのならよかったよ。じゃあね〉

【はい】


勘のいい人は何の卵か気づいたかもしれませんね。地はわかりにくいかな?

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