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魔物転生1日目!

成り上がりの代名詞と言えば....?


最後の方変更しました。


2021/2/27

改稿しました。


2022/7/19

大幅改稿しました。

 周りは真っ暗です。何も見えません。

 ふむ、やはり異世界天性の代名詞としてはこれですよね。ええと、こういう時は、〈ステータスオープン〉ですか。


----------

ステータス


名前:なし

種族:粘体性魔法生物(エレメントスライム)

Lv:1

HP:7/7

MP:500/500

物攻:7

物防:30

魔攻:40

魔防:∞

速度:3

器用:4


スキル

種族

悪食 擬態 溶解 合成 身体収納 物理軽減 状態異常無効 魔法攻撃上昇 属性魔法無効


通常

火属性魔法 水属性魔法 風属性魔法 地属性魔法 雷属性魔法 光属性魔法 闇属性魔法 無属性魔法 MP上昇 MP回復 物理攻撃上昇


特殊

神の鑑定眼(ゴッド・アイ) 世界の声


属性

火 水 風 地 雷 光 闇 無

神々の寵愛(???)


称号

異世界からの転生者 神の寵愛


加護

主神の加護 副神の加護 娯楽神の加護 魔法神の加護 戦闘神の加護


----------


 ゑ?


 いやいやいや。スライムだというのはそう頼んだのですからわかってましたよ、わかってましたけど、なんですかこれ?アルナ様はわかります。けど、なんですか主神に副神に魔法神に戦闘神って⁉自分なんでこんなに神の加護を受けているのですか⁉



 ふぅ、まぁ、いいでしょう。一周回って冷静になりました。とりあえず、狩りをしましょう。魔法の使い勝手も確かめるべきです。


と、その前に周りの状態が見えるようにしないと、ですよね。確か某転生スライム様は、周囲の魔素を感知して...んん、よくわかりませんがこれですかね?ああ、あってるみたいです。もっと集中して...見えるようになりましたね。


《スキル【魔力感知】を入手しました》


では、狩りの始まりです。


=======≫15分後≪=======

《レベルが上限に達しました》

《進化が可能です》

《進化可能種族》

粘体魔導生物ハイエレメントスライム

神粘体生物(ゴットスライム)


 15分程(体感)彷徨ってレベルが上限に達しましたね。進化が可能なようです。やはりスライム(最弱の種族)だからでしょうか。結構早かったですね。戦闘描写?ゴブリンとかの血がすごい勢いで流れ出てたのを思い出せと?コロコロした生物は自分が全部おいしくいただきました。悪食のおかげか、アルナ様がそういう風にしたのかはわかりませんが、予想外においしかったですね。さて、では進化を...


《上位種の介入により進化可能種族が増加しました》


おや?


《進化可能種族》

《××××××》

《上位種族により進化可能種族が限定されました》


はい?え?


《対処不可能と判断》

《個体名をパンドラに決定しました》

《個体名:パンドラの進化先は××××××に決定しました》

《種族××××××の情報は神により限定されているため閲覧することができません》


は?は?え?ちょっと意味わっかんないです。


《個体名:パンドラの進化を開始します》

強制睡眠(スリープモード)に移行します》


あれ、意識が、うす...れ.......て............ぐぅ。


 =======≫神界にて≪=======

「何してるんですかー。変な介入したから強制睡眠(スリープモード)になっちゃったじゃないですかー」


 こっそりと覗き見ていた女神アルナが誰かにそう言う。


「いや、それは素直にごめん。まさかあそこで進化が始まるとは」


 金髪碧眼、20歳ほどの好青年が彼女に謝る。


「私も驚きました。まぁ彼女ならば別に大丈夫でしょう」


 秘書のようなきりっとした女の人が見た目に違わない口調でそう言う。


「あの童には俺様の加護があるのに加え、魔法は無効なんだから大丈夫だろう」


 筋骨隆々とした強面の男が自信満々に胸を張っている。


「だが、冒険者に見つかって討伐されてしまうやもしれぬぞ」


 いかにも魔法使い然とした男がそういって下界の様子を見る。


「ほかの神々も加護を与えられたようなので、大丈夫でしょう」


 秘書のような女がそう言うと、それに同調するように好青年が


「普通...とは言い難いが、素体である最弱魔物にしてはとても高いステータスだ。本来の資質が良かったんだろうね。それに加え今回の進化で全ての神の加護を得たんだ。もとより彼女の潜在能力は魔王にも勝る。成長すれば一人で魔王になることもできるだろうし大丈夫大丈夫。むしろああなった彼女を倒すことができたら驚くよ。スペックだけで言えばもう僕とカナ以外誰も倒せない、正真正銘の“化け物”になっただろうし」


と言う。すると女神アルナが愚痴るように


「ほんとに、パラン様のせいで私が駄女神認定されたんですからね!腹立つ...」


もちもちほっぺを膨らませた。


「それはごめんって。そうだ!彼女が魔王になったら、君に人間界に行く権利を与えるよ!どうだ「乗りました」い?うん、わかったよ。じゃあそのようにしておくね」


 それに謝りながら謝罪の証としての条件を好青年が出すと、女神アルナは秒で乗った。そして、神々の会話は魔王のことへと移っていく。


 これは、最弱スライムに転生したやべーやつが、あらすじとは違って異世界生活20分でほぼ最強の潜在能力をもった魔物になってしまった物語である。


完結!

ではないので安心してください。むしろ今からが本番です。

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