魔物転生5日目 魔王戦前のステータス
最近この作品は相当進みますね。
今日は魔王討伐に行くのですが、その前にすることがあります。危険なので、3匹をどこかに預かってもらうのです。まだ自分は技術面が未熟なので、もしかしたら、誰か死なせてしまうかもしれません。そんなことになったら自分は....
と、そんな感じなので、紹介してもらうためにギルドに行きます。問題は...
「アミル、カイナ、シラル。ギルドに行きますよ」
全員がいやいやをするように首を横に振っています。はい、みんな理解しているから行きたくないらしいです。自分を死なせたくないらしいです。
「そうですね、ではこうしましょう。シラル、自分の服を作ってくれる約束をしていましたよね?」
「うん...」
「自分が帰ってくるまでの間に、それを作っておいてください。シラルの作った服を着るのが楽しみです」
ぱぁぁっと笑顔になっていきます。可愛いですね。
「うんっ!」
「アミル、カイナ」
「なに...?」
「何ですか?お姉さま」
「帰ってきたら、一緒に遊ぼう?空を飛んだり、花見をしたり。絶対に帰ってくるから...ね?」
「...うん、わかった。絶対帰ってきてね」
「...わかりました、お姉さま。帰ってこなかったら泣きますからね?」
アミルが泣くだなんて...
「うん、ありがとう」
愛されてるなあと思う今日この頃でございます。
=======≫冒険者ギルド≪=======
で、ギルドに来たわけですが。現在交渉中でございます。
「だから、この子たちはえらいから危害を加えられない限り何もしない、って言ってるじゃないですか」
「偉くても主人がいなくて暴れたらどうするんです?あなたみたいな子供の言うことを信じるとでも?第一、あなたみたいな子供が冒険者だなんて信じるはずないじゃないです!」
「信じられないならギルド長を呼んでくださいって言ってるのにあなたが呼ばないんですよ」
「あなたみたいな子供のためにギルマスを呼ぶなんて駄目です!ギルマスは忙しいのです!」
「だから私は亜竜殺しのパンドラだ、って言ってるんですけど」
「はあ?パンドラ様があなたみたいな子供のはずないです。亜竜を殺せるのはAランク冒険者なのです。貴方はAランク冒険者には見えませんです」
っていう感じの話がずっと続いているんです。この受付嬢何で人の話聞かないんですかね?
「こら、何をしているの?」
「あ、カウリさんです。この子が今から依頼に行くから従魔を預けたいって言ってるんですけど、こんな子が冒険者のはずがないですよ...ね?え?なんでそんなに震えてるんですか?カウリさん?え?」
「も、申し訳ありませんパンドラ様。うちの馬鹿が...」
さっきまで応対していた受付嬢が青い顔をして震えています。まあ本人に悪口言ったんですからそりゃあそうなりますよね。
「いえいえ、いいですよ。見た目5歳なので信じられないのは仕方ないですし。」
「ギルドカードを拝見しても?」
「ああ、最初から見せていればよかったですね。時間を無駄にしました。はい、どうぞ」
何故かそれが抜け落ちていました。
「ありがとうございます。アミル様、カイナ様、シラル様ですね。では、預からせていただきます。では、依頼、頑張ってくださいね」
「はい」
よし、預けられましたね。では。
「行ってきますね。アミル、カイナ、シラル」
「あ、あの、パンドラ様。も、申し訳ありませんでしたです」
「いえ、実際見た目で信じられないのは仕方ありませんし。謝っていただけたのでいいですよ」
「ほっ...では、依頼、頑張ってくださいです」
「はい、ありがとうございました。では、また今度」
「はっはい!」
さあて、豚魔王を倒して魔王になりますか。家族を守るためにも...ね。
先制攻撃をするためにステータスを確認しておきますか。〈ステータスオープン〉
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ステータス
種族:キメラ(粘体魔法生物・古代神龍帝・魔龍帝・不死王・不死鳥)
Lv.108
名前:パンドラ
HP:108000000000/108000000000
MP:50792838900/50792838900
物攻:10800000000
物防:∞
魔攻:81975883
魔防:193857698
速度:974000(2530000)
器用:900000
スキル
種族
悪食 擬態 溶解 合成 収納 物理無効 状態異常無効 魔法超上昇 龍化 人化 龍の吐息(獄炎・蒼氷・翠嵐・豊穣・神聖・破壊) HP超上昇 不死 疑似進化
通常
念話 魔王の器 生命領域拡張
加護
森羅万象 物理の極み 魔導の極み 世界の声 神託 邪神の眷属 全創造 全付与 生成 生産
ユニーク
不死ノ帝 龍ノ帝 粘体ノ神 演算ノ神帝 混沌ノ神
称号
異世界からの転生者 最強 神々の寵愛 ネームドモンスター 世界の環から外れた者 精霊に愛されし者 ユニークモンスター 庇護者 眷属持ち 人間との共存 魔王の器 神の血 神々の希望 混沌
加護
主神パラントールの加護 副神カナーレイの加護 娯楽神アルナの加護 魔法神グライトニスの加護 戦闘神クライトレスの加護 鍛冶神ヘパイストスの加護 元素神エレメントの加護....etc. 邪神ウリトレンサの加護 精霊王・精霊女王の加護 各属性精霊の加護 ■■■の加護
眷属
アミラ(聖魔氷狼) シラル(不死鳥土人) カイナ(幼黒龍帝)
《メッセージがあります》
《読みますか?Y/N》
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すっきりしましたね。ていうか、種族の統合もできたんですか。とりあえず、メッセージがあるのならそれを読みましょう。何故メッセージがあるのか、など野暮なことを考えてはいけません。どうせ神からなんですから。
30ポイントの秘密暴露
■■■のことを知るには―――――――を―――――しなければいけない。しかし―――――――を―――――したものは―――――――によって消される。よって■■■のことを知るのはほぼ不可能。