魔物転生3日目 人化!
古代龍帝→古代神龍帝に変更しました。
...ステータスを見ると、見事にみんな翼系のスキルを持ってますね。ふむ。
「全員で飛びましょうか?ねえ、アミル、カイナ、シラル。3人はどう思いますか?」
シ<飛びたい!面白そう!お姉ちゃん、シラル飛びたい!>
カ〔ん、飛ぶ....だけど人型になる。どんな姿か見てみたい...〕
ア[主に任せますわ]
アミル...主って...
「アミル、主じゃなくていいですよ」
ア[はい、わかりましたわ。で、では...]
何かもじもじしていますね。
「なんですか?何でも言っていいですよ」
ア[お姉さま、とお呼びしてよろしいでしょうか...?]
「ん゛~~~~~~~~!!いいですよ」
ヤヴァイですねなんですかこの可愛い生物は?思わず叫びそうになりましたよ!不安そうなのがまたいいですね!カイナとシラルには
「カイナ、人型になるならなっていいですよ。自分も気になりますし」
「シラルは元気でいですね。念話しか使っていませんが、口があるので喋れないのですか?無理はしなくていいですけど、一応確認しておいてください」
と、言っておきます。アミルがまたもじもじしています。もしかして...
「アミルも人型になりますか?」
ア[いいのですかっ⁉]
喜んでいますね。正解だったようです。
「スキルを使うのは、基本的に自由です。だけど、戦闘時以外は攻撃系のスキルを使わないでください。あとは、能力の把握をしましょう。もし強敵との戦闘をするときに、力の把握ができてないと負けるかもしれませんからね。人間については、襲ってきたものは気絶させておいてください。一般人を殺したら駄目ですよ。盗賊や山賊...悪い人たちは殺しても大丈夫です」
一応人間についてはそう言っておきます。この子たちは一般人なら軽く屠れますからね。危ないです。
シ「はーい!」
カ〔わかった、姉さん。もう人型なっていい?〕
ア[わかりましたわ、お姉さま。もう人型になっていいですか?]
シラルは口でも喋れたようですね。そして、カイナとアミルは自分の人型が気になるんですね。にしても、こんなにキラキラした瞳で問われると、鼻血が出てしまいそうです。鼻血は状態異常に入るのでしょうか?まあなんて答えるかと聞かれたらこれしかないですよね!
「もちろんいいですよ」
むしろこんな瞳で聞かれて「ダメ」なんて答える馬鹿がいるでしょうか?いえ、いません!(反語)
2匹の体を光が包んでいき、人型になっていきます。その光が収まると、そこにいたのは....
すっぽんぽんの青のグラデーションになっている銀髪に赤目の知性を感じさせる目をした5歳くらいの少女と、同じくすっぽんぽんの黒髪黒目の好奇心に目を輝かせた4歳くらいの少女でした。
人化しても服がないの完全に忘れてましたね。とりあえず作りますか。
「〈服生成〉」
このスキルはいつの間にか生えていました。パラン様曰く、スキルが多すぎて処理ができてなかったんじゃないか(作者の)、ということでした。
処理が追い付かない事って、あるんですね。(そりゃあありますよ!なんてったって人間だものー!)
と、こんな無駄話をしている間にカスタマイズが終わって、服が出てきます。アミルには犬耳パーカー(的なもの)、カイナには猫耳パーカー(的なもの)をあげます。...自分もあとで服を変えましょうか。
くいくいっ
「ん?なんですか?シラル」
シ「シラルがお姉ちゃんの服作る!」
「本当ですか?」
シ「うん!シラル、お姉ちゃんの役に立ちたい!」
「ありがとうございますシラル。では任せましょうか。街に帰ってから作ってください。だから、今日はいっぱい遊びましょう!」
シ「うん!」
カ「うん、姉さん」
ア「わかりましたわ、お姉さま!」
そのあと、みんなで空を飛んでいっぱい遊びました。
「さあ、空を飛びましょう!」
ばさばさっ!私とカイナは龍化が部分でできたので、翼を現して空を飛びました。どの龍の物かって?もちろん古代神龍帝ですよ?アミルとシラルは聖翼と炎翼を表して遊んでいました。どうやらあの翼は魔力でできているので物理攻撃は素通りするようです。便利ですね。1度作るとそこからの魔力消費は全くないようなので、あの翼は結構便利そうでした。
今日はいろいろ大変でしたけど、すごく楽しかったです。仲間――――いえ、家族ができましたからね。
最後にちょこっとだけ空を飛ぶ描写を入れました。空を飛ぶ話を書こうと思ったらほとんど空を飛んでいない...解せぬ。
アドバイス等ありましたら、どしどし送ってください!マジで悪いところ直したいんでお願いします!