表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
勘に優れた筆頭守護銀世  作者: ウドン9191
7/12

真司よ・・・・・


 男はホテルのドアを叩く・・・・

和服姿・・・・


 時は午後・・・・・


 白い髪は短く・・・

厳つい顔で30代・・・・・


 しかし実際には60才越えの・・・・


 威風堂々な男・・・・

名を豪・渡瀬・・・・


 「お待ちしておりました」

ドアが開かれ・・・・


 金の髪は長く・・・

細身だが肉付きは良く・・・・


 「青いドレス」

「お嫌いで?」

「どちらでもない」

「ノゾミか?」

「はい」

「ノゾミ・ナウシャイン」

「俺は豪・渡瀬だ」


 無表情な金娘を避け・・・

草履を脱ぎ・・・

薄暗い室内に入る・・・・


 「おい!別部屋で楽しめ!」

ランチキ騒ぎを一喝で終わりにし・・・・・


 

 バタバタと右往左往する・・・・

己と同じ玄道家でない・・・


 異形具足使い達は無視し・・・・

多数の量産色娘を注視し・・・・


 しばし待つ豪・・・・


 量産色娘・・・・

量産悪役と一緒の存在・・・・


 美しき外見・・・

色取り取りの娘達・・・・・


 何時からかカイ国に現れ・・・

人たぶらかし・・・・


 「豪!」

「何だ?」

「来てくれたか」

「カイ国一の強者」

「此れで玄道に勝てる!」


 ハゲの男がバスローブ姿で豪を掴み叫ぶ・・・・

「で?」

「とりあえず楽しめ」

「帰る」

「おい!」

「次が本命でな」

「まあついでと」


 豪は心底来たことに後悔・・・・

「玄道もひでーが」

「輪をかけてひでー」


 豪は小声でつぶやき・・・・

ドアを閉める・・・・


 中では再びランチキに色に溺れるおっさんの集団・・・


 別の解別の部屋のドアを叩く・・・

「ハロー-」

「おじい様♪」

「初めまして」

「希・ナウシャイン」

「どうぞこちらに」


 出てきたのはライダースーツ姿の希・・・

終始にこやかに・・・・


 豪の手を掴み引っ張り・・・

「見栄ええわ」

「愛嬌たっぷりたぁー」


 ドアがバタンと閉まり・・・・

封鎖される・・・・


 豪は気付くが気にせず・・・・

雰囲気の良い部屋に・・・・


 心底感心し・・・・

「真司は良い嫁もらうたなぁー」

「まだですけどね♪」

「んじゃ真司に逃がさねえよう釘さしだな♪」

「ええお願いします♪」

「んで」


 口調を豪は固くし・・・・

「真司利用し」

「出来ませんよ」

「できんかー」


 希は穏やかに・・・・

豪はちゃらけてパーンと己の額を叩く・・・・


 「真司の思うがままに私は踊っている」

「其れが私の認識です」

「まあ良い答えだ」

「んー」

「おじい様?」


 希は椅子に座り・・・

座らず腕を組み悩む豪に・・・


 「ライス国は」

「量産でカイ国を盗る」

「此れは」

「しませんよ」

「誰が?」

「同名同性の量産色娘に言われたと」

「誰です?」


 豪は顔が引きつる・・・

仕方が無い・・・・


 希笑いが嗤いに変貌し・・・

威圧が半端ない・・・

「応」


 事細かく今ホテルに居て・・・・・

部屋番号を伝えると・・・・


 「おじい様」

「少し間ご容赦を」

「ああ好きにしな」


 希は神妙に頷き・・・

豪の体を弄る・・・・


 「て」

「好きにして良いと」

「いうたなぁー」

「おう」

「ほうー」

「若い娘が」

「此れは検査です」

「私は筆頭補佐権利があります」

「そうだったなぁー」

「真司が筆頭に成れたのは」

「私と瞳御姉様と婚約したから」

「ほうー♪」

「嗚呼好い声」

「良い体」

「私には真司が居るのに」

「で何時までだ」

「もう終わってますが」

「惜しくて」

「ええい好きなだけ」

「まさぐれい!」

「ただきっきいてえ」


 ほんとに遠慮なく望は欲のままに・・・・

「誰にきいたぁー」

「皆結構知ってました」

「真司が雅人の実子であることも」

「ええーい」

「何のたゅめに」

「何の為ですか?」

「し・りゃ・ん」

「雅人さんにきゅいてくれ」

「やっぱり生きて居られるんですね」

「ああ」

「カイ国の強者達は」

「だいたい異世界に旅立った」

「満足です」

「有難うございました」

「お粗末だぁー」

「いえいえ」

「グレートクレイジーモアセクシー」

「で」


 希ははぁはぁである・・・・

「真司に抱くよう言わねえと」

「有難う御座います」

「テメーの女を満足させられねーとは」

「真司も」


 希は真司を思い口を開こうと・・・・

それを見感動する豪・・・

「ああホント出来た嫁だぁー」

「夫のて!」

「まぁだだったな」

「真司のお嫁扱いは嬉しい限りですよ♪」

「おじい様♪」

「此れで安心して結婚できます」

「そうか」

「ええ」


 頷く希は脳裏で・・・・

結婚より先に征服必要めんどうと思ってたけど・・・・


 今捕まえた連中の情報でサクッと行きそう・・・・

「おじい様のお陰です♪」

「もう一つだ」

「ききてー」

「真司に何で近づいた!」

「救われたからです」

「ん?」

「ライス国での出来事ですので」

「知らないかと」

「真司は出たことねえだろ」

「記録上は」

「面白そうだな」

「聞かせて貰えるかい?」

「ではシルバーさんだー」

「番外ライス編」

「プリンセス」

「シルバーさんだーに一目ぼれ」

「ヒロイン危機に白き雷光」

「正体は?」

「きになるねー」

「此れからします」

「お話は・・・・・・・・・・



お読み頂き有難う御座います。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ