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勘に優れた筆頭守護銀世  作者: ウドン9191
5/12

希・ナウシャイン


  自室で大きいソファーで寝ている男・・・・・

真司・玄道20才・・・・・


 現在は白いシャツにゆったりズボン姿・・・・

美丈夫であり・・・・


 グデーと仰向けに寝ていても・・・・

絵と成る男・・・・・


 マンションの最上フロアを丸ごと買い取り・・・・

豪勢な生活を自由気ままに送っている・・・・


 「真司♪」

「ふあぁー」


 声をかけたのはメイド姿の希・・・・

今は昼で日の光を浴び希は輝いている・・・・


 希・ナウシャイン・・・・

20才・・・・


 金髪長髪の碧眼の美少女・・・・・

スレンダーで丸みがある体つき・・・・


 キリっとにぱっとジト目と表情感情豊かな・・・・

デビル美少女・・・・・


 ナウシャインはライス国の事実上の支配者であり・・・

希はナウシャインの姫的存在・・・・・


 その影響力は絶大・・・・

そして真司の婚約者・・・


 真司は目を開け首を動かし・・・・

希を見つめ・・・

「なに?」

「便利!」


 希は胸に抱く黒猫型を掲げ・・・・・

目をキラキラさせ・・・・

「ケモーマル?」

「そう」


 ケモーマル・・・・・

常に空間清浄し続ける道具・・・・・

で皆容易に酷使し続けているが・・・・・

当然道具なので文句なく壊れるまで働いてくれる・・・・


 喋るしフレンドリーなので・・・

家族の様に扱われるが道具!!!


 そう酷使され続ける・・・・・

でもへちゃら何故なら道具だから・・・・


 ペットじゃないから!!!


 「ライス国には無いんだっけ?」

「異形具足の記録アイテムだからねー♪」


 希は今度は抱き・・・・

「希の狙いは達成できそう?」

「お陰様で順調♪」


 希の狙いは真司のお嫁さん・・・・・

「ふ・ふーん」

「ふふふ♪」

「何?」

「何でもなーい♪」


 動揺する真司・・・・・

彼は希の狙いは異形具足の輸出解禁と教えられている・・・


 希は探りで言ったのだが・・・・

真司は勘の囁くままに・・・・


 そう幸せになれると勘の囁くままに・・・・

希を受け入れた・・・・


  ぽいっと希は猫型ケモーマルを投げ捨て・・・

ケモーマルはシュタと着地し何処かへ・・・・


 希は真司に抱き付き

「真司」

「だーい好き♪」


 真司は戸惑いつつも・・・・

「俺もだよ」

「何処まで?」

「際限なーく」

「そう・・・」


 二人の顔は・・・・

だんだんと・・・


 近づき・・・・

真司希の背に腕を回そうと・・・・


 「あ!」

瞬間するりと希が腕を避け・・・・


 「おふ」

真司はソファーから滑り落ちる・・・・


 「真司」

真司は希を見上げる・・・・


 希は黒のライダースーツ・・・・

真紅のジャケットの姿に・・・



 「出る」

「うん・・」

「瞳御姉様と仲良くね」

「うん・・」

「じゃあ」

「うん・・・」


 ふふふと満足な笑みを浮かべ・・・

颯爽と去る希・・・・


 真司は・・・・

「ああ・・・・・」


 希の素晴らしい・・・・

見事なラインの・・・・


 それが・・・・

去る・・・・


 真司はカーペットぱたりと倒れ伏し・・・・


 ドアの音が・・・・・

すたすたと歩く音が・・・・・

「真司さん?」

「瞳さん」


 真司が見上げれば・・・・

瞳が眼鏡をかけ・・・・


 深窓の令嬢の素晴らしき美女・・・

真司は覗き込まれどぎまぎと・・・

「愛してます」

「私は希の付き添い」

「お忘れですか?」

「ソファーで本読んでますね」

「真司さん」


 本を取り出し読み始める・・・・

そう倒れている真司を無視し・・・・・


 瞳は真司に・・・・

「お出かけの際はお声かけて下さい」

「ハーイ」


 返事をし真司は起き上がり・・・・

ソフアーの肘掛に足を投げ出し・・・・・

「はぁー至福」

「そんなに良いですか?」

「真司さん」



 真司はあろうことか・・・

頭を瞳の太ももに・・・・


 なのに瞳は微笑むだけ・・・・

「そうですよー♪」

「好い匂いで♪」

「じゃあ大人しく」

「堪能しててくださいね♪」



 まあ我慢出来る訳もなく・・・・

きゃきゃうふふふと二人は・・・・・




 

 


 

お読み頂き有難う御座います。

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