希・ナウシャイン
自室で大きいソファーで寝ている男・・・・・
真司・玄道20才・・・・・
現在は白いシャツにゆったりズボン姿・・・・
美丈夫であり・・・・
グデーと仰向けに寝ていても・・・・
絵と成る男・・・・・
マンションの最上フロアを丸ごと買い取り・・・・
豪勢な生活を自由気ままに送っている・・・・
「真司♪」
「ふあぁー」
声をかけたのはメイド姿の希・・・・
今は昼で日の光を浴び希は輝いている・・・・
希・ナウシャイン・・・・
20才・・・・
金髪長髪の碧眼の美少女・・・・・
スレンダーで丸みがある体つき・・・・
キリっとにぱっとジト目と表情感情豊かな・・・・
デビル美少女・・・・・
ナウシャインはライス国の事実上の支配者であり・・・
希はナウシャインの姫的存在・・・・・
その影響力は絶大・・・・
そして真司の婚約者・・・
真司は目を開け首を動かし・・・・
希を見つめ・・・
「なに?」
「便利!」
希は胸に抱く黒猫型を掲げ・・・・・
目をキラキラさせ・・・・
「ケモーマル?」
「そう」
ケモーマル・・・・・
常に空間清浄し続ける道具・・・・・
で皆容易に酷使し続けているが・・・・・
当然道具なので文句なく壊れるまで働いてくれる・・・・
喋るしフレンドリーなので・・・
家族の様に扱われるが道具!!!
そう酷使され続ける・・・・・
でもへちゃら何故なら道具だから・・・・
ペットじゃないから!!!
「ライス国には無いんだっけ?」
「異形具足の記録アイテムだからねー♪」
希は今度は抱き・・・・
「希の狙いは達成できそう?」
「お陰様で順調♪」
希の狙いは真司のお嫁さん・・・・・
「ふ・ふーん」
「ふふふ♪」
「何?」
「何でもなーい♪」
動揺する真司・・・・・
彼は希の狙いは異形具足の輸出解禁と教えられている・・・
希は探りで言ったのだが・・・・
真司は勘の囁くままに・・・・
そう幸せになれると勘の囁くままに・・・・
希を受け入れた・・・・
ぽいっと希は猫型ケモーマルを投げ捨て・・・
ケモーマルはシュタと着地し何処かへ・・・・
希は真司に抱き付き
「真司」
「だーい好き♪」
真司は戸惑いつつも・・・・
「俺もだよ」
「何処まで?」
「際限なーく」
「そう・・・」
二人の顔は・・・・
だんだんと・・・
近づき・・・・
真司希の背に腕を回そうと・・・・
「あ!」
瞬間するりと希が腕を避け・・・・
「おふ」
真司はソファーから滑り落ちる・・・・
「真司」
真司は希を見上げる・・・・
希は黒のライダースーツ・・・・
真紅のジャケットの姿に・・・
「出る」
「うん・・」
「瞳御姉様と仲良くね」
「うん・・」
「じゃあ」
「うん・・・」
ふふふと満足な笑みを浮かべ・・・
颯爽と去る希・・・・
真司は・・・・
「ああ・・・・・」
希の素晴らしい・・・・
見事なラインの・・・・
それが・・・・
去る・・・・
真司はカーペットぱたりと倒れ伏し・・・・
ドアの音が・・・・・
すたすたと歩く音が・・・・・
「真司さん?」
「瞳さん」
真司が見上げれば・・・・
瞳が眼鏡をかけ・・・・
深窓の令嬢の素晴らしき美女・・・
真司は覗き込まれどぎまぎと・・・
「愛してます」
「私は希の付き添い」
「お忘れですか?」
「ソファーで本読んでますね」
「真司さん」
本を取り出し読み始める・・・・
そう倒れている真司を無視し・・・・・
瞳は真司に・・・・
「お出かけの際はお声かけて下さい」
「ハーイ」
返事をし真司は起き上がり・・・・
ソフアーの肘掛に足を投げ出し・・・・・
「はぁー至福」
「そんなに良いですか?」
「真司さん」
真司はあろうことか・・・
頭を瞳の太ももに・・・・
なのに瞳は微笑むだけ・・・・
「そうですよー♪」
「好い匂いで♪」
「じゃあ大人しく」
「堪能しててくださいね♪」
まあ我慢出来る訳もなく・・・・
きゃきゃうふふふと二人は・・・・・
お読み頂き有難う御座います。




