娯楽
骨の砕ける音がした・・・
すぐに腕にすごい痛みを感じだ。
意識は、まだ保っていた。
痛みで目を閉じていたが右目に痛みを感じた
痛みに耐えつつ前を見る
3人組の男が見える
そのうち2人が今も暴力をふるっている
視界がぼやけ意識が遠くなる
とどめと言わんばかりに後ろで待機していた男が鉄バットをふるう
そして意識は、消えた…
俺が目を覚ました時には、病院だった
学校の先生たちが何があったか聞いてきたので話したが信じてもらえなかった
なんとあの3人が病院に運んできたというのだ
暴力は、入学してからすぐに始まっていた
反撃をしたことはあるが3人にはかなわなかった・・・
そして学校に復帰するとまた暴力が始まった
そしてまた意識を失いかけた
その瞬間フワッとした感覚があった後
幾何学模様の床の真っ暗な空間に立っていた
傷や痛みもなくなっていた
意味が分からなかった
まわりを見るとあの3人組がいる
3人組は、ポカンとしている
そして3人組以外に
1人美形で中性的な顔立ちの小さめの人(?)がいた
3人のリーダ―(中村 高野)が
中村「そこの餓鬼!ここはどこだ!」
?「いきなり餓鬼なんて・・・。君たちの何百年も年上なんだけどね」
中村「ごちゃごちゃ言ってんじゃねぇ!」
中村が拳を振り上げる
?「めんどくさいなぁー」
パチンと少年が指を鳴らした
その瞬間だった
中村「へあ?」
中村の顔がどんどん膨れてきた
人のものとは思えないほどに
中村「ア゛ア″ア゛ア゛ア”------!」
パン!と中村の頭がはじけ飛び肉片が飛び散った
とりまきの2人(近藤と小野)は、は?と間抜けな声を上げていた
続いてさっきの人?がパンと手をたたいた
すると巻き戻しのように中村の頭が治っていった
中村「え…?」
?「君たちがどういう状況かわかってくれたかな?」
「あーあまり長くなると彼女に怒られちゃうから単刀直入に言うよ」
「君たちには、今から違う世界に行ってもらうよ?」
「あとその世界には、ステータスがあってねそれを割り振る形になるんだ」
「種族や職業でもらえる値も違って来るから」
「試しにステータスって言ってみ?」
一同『ステータス』
俺のは、とてもひどかった
絶望したよ
本当に弱かった
?「ステータスの基準は、教えないでおくよ」
「中村くんは、いい線いっているね」
中村「そうだろう。」
小野「な…なあなんでこんなことするんだよ」
?「半分が娯楽。暇なんだよあんまり話すと長くなるからもう送るね?」
「じゃあね~」
そうして俺は、名前も知らない世界に飛ばされた