「ありがとう」が届きます様に
初めて感想をいただきました。
実は感想をもらえるなんて思っていなかったので、動揺しまくりました。
思ったままに書いたエッセイがランキングにのった事に驚き思わず携帯の電源を入れ直した後に「夢かもしれない」と確認をした所で感想をいただいてる事に気付いたのは私です。
危うく見逃す所でしたよ!
だ、だって感想なんて書いた事ももらった事もなかったんだもん!と言い訳させてください。
泣くかと思いましたよ。
いや、実は今も涙目で書いてるんですけどね。
私の気持ちが届いたんだ…って思うと、これはもう泣いてもいいと思うんですよね。
こんなに嬉しいものなんですね。
ちょっと甘く見てました。
「感想をもらえたら嬉しい」って本当ですよ。
けして大袈裟ではなく泣いて喜べます。
だからこそ、これが作品や作者を傷付ける感想だったら、書くのをやめる気持ちも分かってしまいました。
私の周りにも晒しや心ない言葉で傷つけられ、作品やサイトを消してしまった友人達がいます。
人によっては、そんな事で好きな事をやめるなんて、それまでの気持ちだったんだろうと思う人もいるかもしれません。
でも、好きな事だからこそ、傷が深くなるんです。
傷が治る前に血を流し続けたら立てなくなります。
情けないですが、その恐怖を初めて実感しました。
言葉は本当に重い。
指摘してもらえる事は有り難い事ではありますが、指摘と否定は違うんだと、改めて感想を書く側も気を付けないといけないと思いました。
実は、自分が感想をもらうまでは沢山もらっても返事を書くのが大変そう…とばかり思っていましたが、その大変さを上回る喜びがある事を知りました。
ちなみに私はストーカーのごとく、その方のホームを覗きにいき、ついつい書かれてる作品を読んで感想に感想を書いてしまいました。
今なら「ストーカー!」と石を投げつけられてもドヤ顔できそうな気がします。
そして、新しい発見や価値観を知る機会ももらえました。
なんて書いていいか分からないから。
こんな事を書いたら迷惑かもしれない。
そんな思いもあって、今まで他の作者様の作品に感想を書いた事がありませんでしたが「あなたの作品が好きです」と言える機会を逃していたのかと思うと、勿体無い事をしてしまった気がしています。
言葉にしないと伝わらない。
その当たり前なのに、実は少し難しい事を教えてくれた読者の方に心から感謝を。
自分の作品が伝わる事の喜びを私も届けたい。
その喜びに気付かせてもらえた尊さを大切にしていきたい。
もしこの作品を読んで「感想を書いてみようかな」と思えたら幸せです。
私も勇気を出して書いてみようと思います。
あなたの作品が好きです。
その一言が伝わる様に言葉を選ぶのは、大変だけど楽しそうです。