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異世界転生したら、胸が透けて見える世界だった  作者: M


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北の深い丘陵の鉱脈調査と、ルミナ・フェアリー

北の深い丘陵の鉱脈調査と、ルミナ・フェアリー

ギルド会館で、ミリアが新しい依頼書を差し出した。

「ランクアップ後のおすすめです。『北の深い丘陵の鉱脈調査』。通常より奥へ入り、質の高い鉱石と魔力鉱石を採取・調査してください。中型の魔物が出る可能性があります。報酬は従来の1.5倍程度です」

四人は依頼を受注し、北の深い丘陵へ向かった。

丘陵の奥は岩場が険しく、魔力の残滓がわずかに漂っている。採取を進めると、質の良い鉱石が次々と見つかった。しかし、奥へ進むにつれ、エルが足を止める。

「……特殊な反応があります。以前の希少種とは違います」

岩の隙間から、淡い光が漏れ出した。そこには小さな人型の魔族がいた。半透明の翼を持ち、薄い光の衣を纏った女性型の存在。胸元の衣は極めて薄く、柔らかな乳房の形が透けて見える。怯えたようにこちらを見ていた。

「ルミナ・フェアリー……?」

エルが静かに感知する。

「魔力の浄化と増幅の能力を持っています。攻撃性は低く、私たちの安定した循環に反応して現れたようです」

そのとき、奥からオークの唸り声が近づいてきた。

「魔物です。フェアリーを守りながら対応しましょう」

セラが前に出て盾を構える。俺は彼女の胸に触れて防御魔力を補充し、リナに加速を渡した。エルが魔法でオークの動きを鈍らせる。戦闘の中で、ルミナ・フェアリーが小さな光を放ち、四人の魔力の流れを一時的に安定させた。

オークを無事に退けたあと、フェアリーは警戒を解き、四人のそばに留まった。

「保護・調査の対象ですね。ギルドに報告しましょう」

四人は質の高い鉱石を十分に採取し、ルミナ・フェアリーを慎重に伴って丘陵を後にした。

鉱脈調査と、新しい希少種の保護が、同時に達成されようとしていた。

(続く)

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