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崩壊  作者: 尚文産商堂


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第19話

「それで最後に地球に来たと。そこで質問が一つ。どうして我々は最後だったと考えて?」

俺は彼へと尋ねた。

月が宇宙船の母船であるとするならば、それに近いところを狙うのが一番合理的だろうと考えたからだ。

「彼らが欲しい資源が、地球よりもほかの惑星のほうが多かったからだ。どうして彼らは奴隷を欲したのか。それは宇宙人らは奴隷によって資源を掘り返そうとしていたということだ。地球にはそれが地表にあった。だが、その量ははるかに少なかった。逆に金星や火星にはその資源は地表深くにしかなかったが量はずっとずっと多かった。簡単に取れる地球よりも量をまず選んだんだ。そのうえで、地球を最後の星としてその前に実験をすることとなった。ゆえに火星と金星は選ばれたんだ」

ホワイトボードの火星と金星のところに、さらに強調するようにバツマークを繰り返し書き続けた。

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