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崩壊  作者: 尚文産商堂
11/18

第11話

「……なんだよ、これ」

市役所へは路面状況最悪な道路を通って、ようやくたどり着いた。

15分あればつくところ、1時間半は軽くかかってしまった。

そうやってたどり着いた市役所であっても、誰かがいるかとは思ってはいなかった。

そして、荒廃しきっている市役所を見てから、その覚悟はより一層強くなっていく。

市役所は地上5階、地下2階建てで、道路に面して直方体のようになっている。

玄関のところに大きなひさしと、道路から引き込まれている乗り降りができる場所があったが、それらのところにはすべて大慌てで作っただろうバリケードがあった。

だが、そのバリケードは、明確に攻撃跡と、地面を抉る砲弾のあとが残されている。

どうみても攻撃を受けたのは明らかだ。

当然、玄関部の自動ドアのガラスをはじめとして、それ以外のところも風通しがよくなっていた。

俺は車を車寄せのところ、バリケードで邪魔にならないところに止めて、市役所の中へと入っていった。

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