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魔力ゼロの傍観者は、神降ろしに最適の器だったみたいです。
撮影としてずっと紫の勿忘草をいれてるのか。そんで、主人公をつれてる少女。他の面子はそもそも相手にしてない。少女はカワイイもの好きだったので、少年の全色の精霊を入れる特性が都合良かった。
「魔力は1人1色です」
「せんせー! 村佐くんはゼロでーす!」
忘れもしない。「まほう学」の授業中、僕は悪ガキ連中に囃し立てられた。
せんせいはよく出来た人で、しっかり叱ってくれた。それでその場こそ収まったものの、年齢一桁の悪ガキが、言って聞かせるだけで止めるわきゃない。
「村佐は見てるだけー」
「いえー、人は色々、十人十色ー。村佐はゼロだけどなー!」
ちょっとうまく言ってるのが余計にムカツク。
次の休み時間から、僕は「魔力ゼロ」と呼ばれた。
異世界マンション。あんなものがなければ良かった。絶対からかわれずに済んだ。
「えー? 絶対あいつら、別のことでマウントとってたわよ」
101の出会い部屋にて、精霊をなでなでしながらミーコは反論した。
「あなたが分かりやすく弱点持ってるから、あいつらそれを言ってるだけで。仮に魔力あったら、少ないとか、精霊がショボいとか、なんでも言ってたって」
「そう言われるとそんな気もする」
「これから幼女兄貴の投稿するから、もし面白かったらお気に入りや評価してね!」




