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アリアドネの糸  作者: たわし
3章 異能高校生編
17/81

既視感の強いシチュは避けろ!

ひとまず、1話を完成させてみた。


タイトル「ウソって顔に書いてある」(仮)

1話「真実にオシオキ」


「ウソと本当は仲良しこよし、たやすく互いが入れ替わる!」

「――なあ、信一」


 放課後、悪友の幸太郎は、眼鏡越しの目をぱちくりさせた。


「お前、高二にもなって中二か?」

「決め台詞だ!」

「ムキになるあたり、捨て台詞っぽいな」

「話進めるぞ」

「どうぞどうぞ」


 悪友はひょっとこ口で促した。異様に腹立たしい。

 俺は咳払いをした。


「幸太郎。だから、お前のさっきの発言はウソだ。すなわち……」


 俺はビシッと指を突き付けた。


「1日は48時間じゃない!」

「うぉっ、スゲー」

「だろう?」

「ああ……、スゲー阿呆だ」

「うん?」


 首をひねった俺は、問題点に気が付いた。

 ニコやかに、怖がらせないような笑顔で、悪友の肩へゆるやかに手を置く。


「幸太郎、今のは例が悪い。――あのな、俺はどんなウソでも分かるんだぞ?」

「おう、だから次の実験するべ? えーっとな、『地球の周りを太陽が回ってる』」


 俺は幸太郎の頬を見た。


《ウソ》


「それもウソだ」

「おー、やったな、信一! ついに天文学の神秘を解き明かしたぞ!? すっげ~」

「馬鹿にしてるだろ」


 俺が怒りに震えると、幸太郎はへらへら笑いながら手を横に振った。


「いや~、尊敬するぜ~? 今のを中世ヨーロッパで言ったら、確実につるし上げだもんな~」 

「元からウソと判明してることを言うんじゃない」


 幸太郎を見下ろした俺は、指をポキポキと鳴らした。


「次やったら、少々荒っぽい手段に出るぞ」

「え、ナニその自白強要? てか、そんなワザ使うなら、意味なくね?」

「確かに、腐った男にはコチラの方が手っ取り早かったな」

「あぁ~ん、待って~ン。あちき、暴力ハンタィ~ン」


 幸太郎は教室の椅子に座ったまま、ヨヨヨと体をくねらせた。タコ踊りのように気色悪い。


「始末だな」

「イヤン、即断即決オトコらしい! でも出来れば、俺の処分では母性MAXで!」

「なら、素直に応じろ」

「へいへい……。そんじゃま、こないだ部活で起きたことでも話すか」


 幸太郎はボリボリ頭をかいた。


「文芸部でよお、部員が顧問からせんべいもらっただろ? あの時、なぜかお前の分が消えたよな?」

「ああ」

「あれ、食ったの俺」


 俺は頬を見た。

 キレイなざらざら肌だ。


「お前かよ!!」

「え、これウソだよ!?」

「いいや、顔にウソって書いてないからな。マジだ」

「えぇーっ! ナニその判定法!? あ、そうだ、アイツだ! 愛が食った! アイツ食い意地張ってるから!」


《ウソ》


「幸太郎。人のせいにするとは、風上にもおけん奴……」

「ちょっと待って、何言っても怒らねえっつっただろ!」

「え? ああ」


 俺はちょっと思案したのち、ポンと手を打った。


「ウソだ」

「ひでぇ!」


 とりあえず、せんべいと人を食った泥棒に、軽ーくOSHIOKIをした。

 食い物の恨みは恐ろしいのである。



(1話終わり)



ここまでじゃ。

まず……冒頭、ひっでーなw

あと、オチも弱い。せんべいと人ってのは食ったにかけたいんじゃろーが、ちとわかりづらい。

そもそもオチとんのか、これ?

改変させて面白くなるのか、と問われると……。

むしろ、フツーに語ったほーが良さげじゃ。


 俺はこの世の誰よりもウソに敏感だ。


うん、一文目はこんぐらいのほーがまだいいじゃろ。

そんで、待たせといた友人と話して、助けに行く。

まだそっちのがフツーに読めるわ。

冒頭、冒頭って、意識しすぎて大暴投になっとるぞw


なんでじゃろーな。

12話「余剰は切れ!!!!!」の方が、荒いけどテンポ良かった。

あっちの方が滅茶苦茶だけど見たい感は強かったな。


んー。

ギリッギリの所で繋がってるぐらいの方が、コメディはいけるのかもしれんのお。

や、言葉を使った冗句とか好きなんじゃが、シチュエーションやキャラも大事じゃしな。

むしろ、言葉抜きで存在だけで笑えるようなキャラとか作りたいしのお。

「こいつなら何かやってくれる。つーかやらかす」

そんなキャラな。

ちょっと改変してみるが、次で駄目じゃとありきたりの烙印を押してしまうのお。


既視感の強いシチュは避けろ!


とくに現実はな、ライバルが多いんじゃ。

異能積むなら、オンリーワンじゃよなー。

ウソを見抜くバカ正直、キャラとしてはおいしいがな。

今のままじゃと、ビビビッとこない。

一旦しきりなおす。

以下次回!


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