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未知少女 第6話
それから俺たちは
未玲につれられて、黒い扉の前に立っていた
未玲「本当にいいの?ここを通ったら、もう他の人からは忘れるのよ」
明:「大丈夫だ、このまま死んでしまったら、親を悲しましてしまう。でも俺たちが忘れ去られても生きてるってことに変わりはないだろ?」
未玲「まあ、それもそうね。さあ行きましょうか?」
真「ああ、って言ってもどうやって入るんだ?」
未玲「この黒い扉の前に、手を当ててみて」
明「OK!ほら」
そういって扉の前に手を当てた
すると、扉が光った
もう一度それを見ると、そこには
名城 明
性別:男
年齢:16
誕生日:7月3日
などの個人情報がそこに出ていた
真「じゃあ、次は俺だな」
真も後に続いて手を当てた
明の時とおなじように、自分の個人情報が出ていた
進藤 真
性別:男
年齢:16
誕生日:9月4日
未玲「それで登録完了ね、それじゃあ、入りましょうか?」
明と真「おう」
俺たちは入っていった
その頃、明と真の家族、生徒、友達、先生は明と真に関する記憶を失っていた