第2話
一時間目が終わった昼休み
明:『未玲さん、この学校の案内をしようか?』
未玲:『えっ! いいの? ありがとう! 』
明:『どうも』
未玲:『放課後?』
明:『そうだな!』
真:『ずるいぞ、明。俺も案内したい』
未玲:『じゃあ、一緒に案内してくれませんか?』
真:『やった~!』
チャイムが鳴った
明:『それじゃあ、また後で』
未玲:『うん!』
放課後
明と真:『それじゃあ、行こっか?』
未玲:『なんか、楽しみ♪』
そして俺達三人は話をしながら、学校を歩いていた
明:『未玲さんは何で転校してきたん?』
未玲:『親の転勤だよ♪』
真:『じゃあ彼氏とかいた?』
未玲:『いないよ』
真:『うっそだぁー!未玲さん、めっちゃ可愛いじゃん』 未玲:『えっ!ありがとう! でもまあね』
明:『オイオイ、止めとけって』
真:『じゃあ、好きなことってある?』
未玲:『うーん、ハンティングかな』ボソッ
明と真:『えっ!聞こえなかった』
未玲:『あ、今のなし!好きなことは音楽を聞くことかな♪』
『ギャー!』静かな静寂を壊すかのように、悲鳴が聞こえた
明と真:『何だ、今の!!』
未玲:『やはり、この学校にもあるのね!』
未玲が音のしたほうに走り、その後に続くように明と真も追いかける