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輝け!私たち!1〜We can be stars〜  作者: 夢花星✨
プロローグ
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プロローグ

「学校って疲れるよね。」


「まじそれな。」


学校の部活の帰り道。私たち(虹山春華・藤空 詩織)はそんな話をしていた。部活は吹奏楽部だ。


「今日も先輩怖かったね。」


「あー。あの部長怖いよね。本当に恐ろしい。」


「てかさ、まだ部活初めて3ヶ月なのになんでソロとかあるんかな。」


「まじで思った。」


「練習する暇あるかな…」


「うーん。週5日部活あるしね…。でも、夏休みの場合部活あるけど無い日多いかもね」


「あー。」


吹奏楽部では夏休み明けにソロ演奏がある。


「練習できるんかな。」


「演奏するとはいってもさーうちら、まだ音階ようやく全部覚えたぐらいでしょ?かえるの歌ぐらいなんやない?簡単なら」


私と詩織は同じパートでフルートである。


「かえるの歌?まあ簡単だよね。かえるの歌がー聞こえてくるよークワッ クワッ クワッ クワッ」


「ケロケロケロケロクワックワックワッ」


「アハハハハ!」


「2人で歌っちゃってた。」


話しているとあっという間に時間はすぎる。


「春華ーまたね!」


「詩織。またね!」


曲がり角で私と詩織は別れる。

私は吹部で先輩に凄く吹き方などを色々言われ疲れていた。



ある日の休日・・・


「春華ー商店街行こー!」


「いいよー」


私は詩織と商店街に来た。

色々買い物をした。


「詩織。買い物付き合ってくれてありがとう。」


「いやいや。うちも買いたいものあったしさ。いいよ。」


私たちは帰ろうとした時・・・


「そこの君!」


え?


「はっ、はい。」


「あのうこういう者です。」


私は名刺みたいなのを渡された。


「え!春華これスカウトじゃん!Shining starsって有名な芸能事務所だよ!」


「ええ!」


「お名前をお聞きしたいのですが…」


急なスカウトに私はあぜんとしていた。


「えっ、えーと。虹山 春華です。」


「僕はShining starsの社長光川 広志です。」


「社長さん…なんですね…。なぜ、スカウトしたんですか?」


「君なら芸能界を目指せるかもしれないと思ったからだよ。いろんな芸能人を見てきてるからひと目でわかる。」


「確かに春華スタイルいいじゃん。男子の中で人気だし。」


「でも、親に聞いてみないと。」


「名刺に連絡先とメールアドレスを書いてるのでそこに連絡をお願いします。」


「はい。」


「春華本当にすごいじゃん!」


「え…すごいんかな。べつにうちなんか綺麗じゃないよ。」


「普通じゃありえないって。」


私たちは家に帰った。


「お母さん…スカウトされたんだけど。」


「えええええええ!」


「お母さんうるさい!」


「春華が!ちょっとーあなた!」


「だから騒がないでよお母さん。」


「どうしたんだ。母さん。大声出して。」


「春華が…春華が…スカウトされたの!」


「え!すごいじゃないか!!!」


お母さんは泣くほど喜んでるし…


「ねぇさ…スカウト受けていい?」


「春華がやってみたいならだけどね。」


「うーん。せっかくだし、やってみたいな。」


「どこの事務所?」


「Shining starsという事務所」


「あそこ有名なところじゃない!」


「春華がこんなに立派になるとは…」


「お父さんも泣かんといて」


「お母さんから連絡しとくからね」


「じゃあ、これ名刺。」


「分かった」


お母さんが電話したことで芸能界デビューは成立し、私は歌手・タレント・子役をやることとなった。これから毎日学校終わりにレッスンがある。部活は残念だけど辞めないといけない見たい。あと、仕事によっては学校休んだり、早退したりがあるらしくて正直大変になるらしい。



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