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詩集「てのひら暦」

二歳のぼうや【詩】

おむつの数でかぞえる日にち

いちにち六枚つかうから

よし あと一週間はもつ


電車を見にいきたいのね

きょうもあの特急に会えたから

そろそろ お買いものへいこう


おかわりしたいの

デザートがほしいの

まだお椀に はくさいがのこっているよ


ちいさな虫をみつけて

ありさん とさけんだ

それはありさんではなく だんごむし


白をくろと言い

黒をちゃいろと言う

色になまえがあるのが こんなにたのしい


ねんねの息のあたたかさ

小さな鼻がひくついている

すこしくさくて すこしあまい


せきがとまらないの

いきがくるしいの

かわってあげたい 気管支をこうかんしてあげたい


まずママをおぼえ つぎにパパをおぼえ

そしてねえねの名をよび さいごに自分の名を言った

そう 君に名づけたよろこびが 二年たってよみがえった

2018年10月制作。9月に息子が2歳の誕生日を迎えました。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 母親がこんな素敵な詩を詠んでいてくれたなんて知ったら、きっと泣いてしまいますね。 優しい気持ちになれました。ありがとうございます。
2018/11/02 00:38 退会済み
管理
[良い点] 拝読させていただきました。 子どもさんの可愛らしさが伝わってくる作品で良かったです。 とてもほんわかしていて、読んでいて凄く癒やされました。
[良い点] お子さんの成長の一つひとつが喜びであり、大切な思い出ですね。 お誕生日おめでとうございます
感想一覧
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