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CRY I  作者: やひろ
12/42

12話 相談

「ふ~ん。じゃあ、話をすることは?」

「聞き返すけど、じゃあ、あなたは猿と会話をすることはできる? 猿の言ってることは分かるの?」

「……。そういうことか」

 なるほど。分かりやすい。

 外見に似ている特長があるからと言っても、今は完全に別の生き物。使う言語体系が違っていても当然ってことか。

「そういうことよ。違いがあるとしたらせいぜい、ヒューマンと比べて、彼らに懐かれ易いことくらい、かしらね」

 首を軽く傾けながら軽くウインクしている。彼女の外見に合った実に愛らしい仕草だ。

 そんな仕草を間近で見せられて、何もしないでいられる男なんて詠二くらいのものだろう。

「別に懐くのはあいつらだけじゃないだろ? 君ならむしろ、別の連中に懐かれることの方が多そうだ」

 彼女の顎に軽く触れ、息がかかりそうなほど顔を近くに寄せながらそう囁いた。

「その中にはあなたも含まれている、と取ってもいいのかしら?」

「どうかな」

 普通の人間と比べると、どこか人懐っこく、それでいて妖艶な笑みを浮かべている彼女。中々手馴れたその反応も好感が持てる。

 俺はそんな彼女を抱き寄せようと、手を伸ばした。が――

「ツバキ」

 ちょうど良いところで邪魔が入った。

「エージか」

 目の前の女性と軽く目配せをして、さり気なく距離を取りながら振り返る。

 それまで話していた使用人の彼女は、自然な動作で姿勢を正し、軽く会釈をしてその場を離れていった。慌てた様子も見せず、名残惜しい、といった感情もない。……からかわれたかな。

「もしかして邪魔しちゃった?」

 余計な気を使ってくる詠二。

 純愛しか……いや。純愛すらまともに経験したことのない詠二には、ちょっとばかり刺激の強い話だったので適当に誤魔化すことにしよう。

「いや。軽く雑談してただけだよ」

 静かに遠ざかっていく彼女……犬の耳と尻尾をした使用人の女性を指差しながら、軽く答えてやる。

 彼女自身は冷静を装ってはいたが、その尻尾が彼女の今の機嫌を表すように元気に揺れ動いている。

 遊ばれたか。それとも意外と彼女のまんざらでもないのか。まあ、どちらにしても俺に対して悪い感情を持っているわけではなさそうだ。

 あの耳と尻尾は、別にこの城の主がそういう趣味の人間のため、身近にいる彼女に強要したりしている、といったものではない。正真正銘本物の彼女の耳と尻尾だ。

 亜人。またはデミヒューマンと呼ばれている人種だ。

「何の話をしてたの?」

「大したことじゃない。ただ、彼女に普通の犬と会話することはできるのかって聞いただけ」

 別に嘘は言っていない。前半はその話題だったことは確かだ。

「あ。それ、僕もちょっと気になってたんだ。彼女は何て言ってた?」

「知りたいなら自分で直接聞いてみろよ」

「あ。いや、でも……」

 俺に聞くよりも、直接他のデミヒューマンに聞いた方が説得力があると思ってそう切り返したのだが、煮え切らない反応が返ってきた。

「お前さ。そんな反応、彼女達の前じゃ絶対するなよ? 傷つけるから」

「わ、分かってるよ」

 明らかに腰の引けた了解をしている詠二。まあ、俺達の世界にはあんな存在はいなかったので、これが一般的な反応なのかもしれないけど。

 彼女はまだ受け入れやすい。普通の人間に犬の耳と尻尾がついていただけなのだから。だが、城の中にはもっと現実離れした外見を持つデミヒューマンが何人も存在している。まんま猫の顔をした侍女とか、熊の顔をした武器屋の店主など。ほかにも普段は普通の人間だが、戦闘時にはとかげの顔に変化する兵士なんてのも存在する。そんな連中が普通に二足歩行をして話しかけてくるのだから、戸惑うのも無理はないか。

「相変わらず、チキンだよな。さっきの彼女なんて、ほとんど人間だっただろうが。話を聞くくらいで動揺してどうすんだよ」

 俺なんて、話をするだけで済ませる気はなかったし。

「ツバキはすんなりと受け入れ過ぎなんだよ」

 自分の対応力が低いだけだというのに、まるで俺が特別、みたいな言い方をしている詠二。とことんチキン野郎だ。

「僕達がこっちの世界に来て、まだ三日しか経ってないっていうのに、なんでそんなに普通に受け入れられるかな……」

「だって、元々男と女は別の生物みたいなもんだろ? 別に動物の耳や尻尾が生えてたところで、そんなのただの個性だろ」

「それは……女の人に失礼だよ」

 えせフェミニストがすかさず突っ込んできやがった。

「別に失礼でもねーの。いいか。良く聞けよ。男と女ってのは、生まれる時に性染色体が変化するか、しないかによって決まる。これは知ってるだろ?」

「う、うん」

「でだ。性染色体が違うってことは、遺伝子の形も違うし中身も違うってことなんだよ。男の方が短いし中の遺伝子の数も少ない。100対70だぜ? 30も違うんだよ」

「う、えっと……そうなの?」

「そうなんだよ。その所為で男の場合、遺伝子にエラーが起きてもフォローがきかねえの。要するに、遺伝子的に見ると女に比べて男は劣ってるってことだ。分かるか? 個人差じゃなく、全部が全部だ。そう考えると、男と女は別の生き物ってのも納得できんだろ?」

 まあ、あくまで遺伝子の、それも性染色体という枠限定で見た場合、だけど。

「けど……それだけで女性を別の生き物って言うのは、流石に暴論だと思う」

 ここまで詳しく説明してやったというのに、まだ納得できない様子。

 めんどくさい奴だ。

「お前は女って生き物を全然知らないから、そんなこと言えるんだよ」

 いや。知らないんじゃなく、見ようとしないのか。日ごろから葉霧という、とんでもない生物の傍にいたっていうのに、未だに女に幻想抱いてるみたいだし。

「……じゃあ、ツバキは知っているとでも言うの?」

「お前よりはな」

「……なら教えてよ」

 口を尖らせながら聞いてくる詠二。これはフェミニストというよりも、ただのガキだった。

「いいぜ。お前より数倍女に詳しい人間の言葉だと思ってよく聞けよ。女っていう生き物はだな」

「うん」

「全く理解できない」

「……は?」

「それが答えだ」

「え~と……」

 難しい顔をして今の言葉を考え込む詠二。分からないことをすぐに聞き返そうとせず、自分なりに考えようとするのは、こいつが優等生である証拠だ。

「ああ。それで、違う生き物か」

 数秒後、納得いったように頷いている。どうやら俺が言いたいことは伝わったようだ。

 女性という生き物は、どれだけ親密になったところで、根本的なところでは何を考えてるのか分からないところがあるし、こっちの理解できない行動を平気で取る。まあ、向こうからすれば、こっちも似たようなものなんだろうけど。だからこそ面白いし、惹かれ合うんだと思うわけだ。

「けどさ、ツバキ。その話だと、女の人は受け入れるけど、男の人は受け入れられないってことにならない? ツバキって男のデミヒューマンとも普通に話してなかったっけ?」

 そういや、そうだったか。

「俺、言葉が通じるなら、相手の顔とかあんまり気にしないし」

「結局、そういうことなんじゃないか!」

 まあ、そういうことです。



 俺達がこの世界に来てから、三日が経過していた。そしてその間のほとんどを俺達は、城の中の別々の場所で過ごしていた。というのは、別にあてがわれた部屋同様、俺達二人に対する城の人間の態度があからさまに違ったから、というのが理由じゃない。

 確かに俺と詠二に対する態度の違いは見られたが、それは敗戦を覆した英雄的な存在である詠二に対して、感謝と尊敬の念を持って対応していた、というだけのこと。一部の人間(主にエリスとそれに類する人達)を除き、城にいるほとんどの人間は、俺に対しても友好的な態度だった。

 おかげで俺達は城の中では、ほとんど制限を付けられずに行動することができていた。

 で、ある程度の自由を許されているこの状況で、野郎二人で終始くっ付いている趣味なんてなかった俺は、慣れない場所で不安そうにしている詠二をさっさと置き去りにし、一人でふらふらと城の散策を行っていたというわけだ。まあ、残された詠二の方も、連日エリスに連れ出され、剣術の稽古やら、お偉いさん方への挨拶回りに精を出しているらしいので、退屈はしていないだろう。

 ちなみに、俺はエリスがこの国のどんなポジションにいるのか、未だに知らなかったりする。詠二は俺が既に知っているものだと思い込んでいるらしく、全く話題にあげないし、俺の方も対して興味はないから聞いていない。エリスに至っては、俺のことを避けているのか、この三日間顔すら見ていなかった。

 まあ、ともかく、こうして俺達はそれぞれ違う人脈……というか異世界での顔見知りを作っていたわけだ。

「そういやお前、今日もエリスと一緒にいたんだろ? どうだ? ちょっとは進展したか?」

「進展って何が?」

「もうキスくらいは済ませたのかって聞いてんの」

「なっ!?」

 軽いノリで……昨日の昼食は何を食ったか、くらい気軽な感じで聞いたのだが、

「な~に慌ててんだよ。お前等恋人同士なんだろ。今更キスくらいで取り乱してどうすんだよ。いずれ、子供を作ろうって時には、もっととんでもないこともするんだろ?」

「こ、子供って!? そもそもエリスと僕は――」

「何でもないって? それはちょっとひでぇんじゃねえの? お前から告白してるってのに。その後も常に一緒にいるくせに。散々世話だけ焼かせておいて、自分は何も言ってない。相手が勝手に世話してるだけってか? ……ジゴロ気取りか。この野郎」

「何でそうなるんだよ! っていうか、ツバキがいつも一人でどっかに行っちゃうから僕はエリスと一緒にいなきゃならないんじゃないか!」

「いなきゃならない、ね」

「――あ。いや、そういう意味じゃ……」

 ……まあ、こんなもんか。

「冗談だよ」

 ポケットの中に手を突っ込みながら、慌てふためいている詠二に笑いかけた。そのままポケットの中にしまっていたとある道具のスイッチを切る。

 この世界は元いた世界と比べると、文明のレベルがかなり低い。この国の建築物や生活環境、電気や石油、ガスといった文明の利器を動かすのに必要な動力が全く流通していないことなどからそう思っていたのだが、意外と見た目ほど酷くはないということがこの三日間で分かった。

 電気やガスといった、科学の結晶とも呼べる代物の代わりに魔力、という得体の知れないエネルギーを使って補っていたりするのだ。まあ、実際にどんなことに使われているのかはおいおい説明することにして。俺が何を言いたいのかというと、今、俺のズボンのポケットの中には一つの道具が入っていたりする。それは音声魔石という名の石で、簡単な操作をするだけ近くの音を録音し、それを再生することができる、といったボイスレコーダー的な機能を持つ小道具だ。

 そこには、今現在詠二が叫んだ、エリスのことを煩わしく感じている、的な発言がしっかりと録音されているはずだ。

「ツバキの冗談は性質が悪すぎるんだよ!」

 弱みを握られたことに全く気付かず本気で怒鳴りつけてくる詠二に、軽くすまなそうな顔をしながらも心の中でほくそえんでいた。

「それで? その恋人未満、友人以上なエリスちゃんと、今日はどんな話をしてたんだ?」

「……」

「そういや、この前言ってたあの山が一日で無くなった事件。あれ、なんか分かったのか?」

「……」

 こいつ、あれしきのことで不貞腐れて、反応しなくなりやがった。小さい男だ。

「知ってるか? ハギリって、過去に拘る男のこと好きじゃねえんだと」

「エリスから聞いた話だと、まだはっきりと分かったわけじゃないんだけど」

 いきなり協力的になる詠二。本当に小さい男だ。

「おそらく何かの自然現象だって結論になったらしいよ。もしかすると僕が現れたことで、焦った敵国が新種の魔道兵器を使ってプレッシャーを与えに来たものじゃないかって話も出てたみたいだけどね。こっちは痕跡がほとんどなかったことや、数日経っても周辺国から何の要求もないことから違うってことになったけど」

 どうやらこの世界……というか、この国の探査能力はそれほど高くないらしい。

「なるほど」

 一応、納得した風に装っておくことにした。

「それで? エリスとお前は今日、どんな話をしてきたんだ?」

 一呼吸挟み、詠二の機嫌が治ったことを確認してから、再度同じ質問をしてみた。

「え? え、ええっと。大したことは話してないけど。なんで?」

「そうか。まあ、お前が何も言わないなら、俺はフェンリルの散歩の時間だから、しばらく外に出るわ」

「ちょ――ちょっと待って!」

 立ち去ろうとしていた俺の腕を、慌てた様子で素早く掴んで引き止めてきた。やっぱり何か相談事があるらしい。

 この数日間での話だが、普通、詠二とエリスは基本的に朝から晩まで常に行動を共にしている。それが今日に限っては真昼間だというのに、こうして俺の前に姿を現している。それも偶然遭遇した、というわけではなく、明らかに俺の姿を探していた、といった感じでだ。

 詠二の顔は明らかに俺に相談事を……それも、できれば断りたいと思っているようなお願いをされたことについて、聞いて欲しそうな顔だった。

「エリスに何を言われたんだ?」

 振り向くと同時に訊ねた。

 どうせ、その強くは言えない性格につけこまれて難題を押し付けられたのだろう。

 こいつは、悪人にはそれなりに反発できるが、善人の言うことには逆らえないのだ。

「僕に……その……この国の王になってくれって……」

 そうきたか。何かしてくるとは思っていたが、中々大胆な手を打ってきたものだ。

 仲良くなった城の住人から、この国の内情は聞いてはいたため、それなりに把握している。

 今現在、この国には国王が存在していない。こういう場合、国の大臣か何かが王のいないことを良いことに我が物面で好き勝手やっていたり、騎士団とか貴族とか王家の血筋の人間だかが権力争いをしていたり、といったあまり面白くない事態が起こっており、そこに巻き込まれるような展開になりそうなものだが、そういったことは一切なかった。

 大臣は人の良さそうなじいさんだったし、貴族連中も裏表のなさそうなお人好しばかり。騎士団の団長に関しては、ディーンとの戦争において、直接的に詠二に命を救われたという事実があったため、英雄詠二のことを褒めちぎっていたりする。ついでに、王はまだ結婚していなかった上に、兄弟もいない。つまり、王家の血筋の人間が存在しないということだ。

 そんなわけで、詠二のことを煩わしく思う人間もいなければ、利益目的で詠二に近づいていく輩もいなく、俺達は快適に過ごすことができていたわけだが……。人間的には好感の持てる連中ばかりで、素晴らしい国なのかもしれないが、ここまで行くと逆に不安を覚える。国の上層部が、こんなに野心や上昇志向のない連中ばかりで大丈夫なのか、と。

 実際、あまり大丈夫じゃなかったらしい。政治や経済なんかはそれぞれのトップががんばっているため、ぎりぎりのところでなんとかなっているが、軍備の方が壊滅的に駄目だった。先に起こった……というか、俺が起こしてしまった山を一つ消し去る事件のおかげで、その酷さが浮き彫りになっていた。

 あの事件が起きた直後、国は調査を行う人間の護衛や、市民の不安を取り除くために町に配備する人員を考え無しに増やした。結果、戦争が起きた直後だというのに、国境の見張りが誰もいなくなる、というとんでもなく馬鹿げた事態が起こってしまったらしい。それほど酷いのであれば、たとえ敵対していなくても攻め込みたくなる気持ちは分からないでもなかった。

 今現在、他国がこの国に攻め込んで来ない一番の理由は、詠二がいることだ。詠二がこの国に滞在していることが他の国への牽制になり、逆を言えば詠二の存在に頼りきっている状況なのだ。

 こんな状況で国が詠二を手放すわけがない。ヴァドルとしては、詠二にそれなりの役職に就かせた上で、なんとかこの国に留めておこうとするだろう、と俺は考えていたわけだ。まあ、そのそれなりの役職、というのの中には確かに国王というのも含まれていたので、それほど驚くことはなかったのだが……確率的にはそうとう低いと思っていた。

 中々大胆な手を打ってきたものだ。ここ数日間、エリスが詠二と城の重役ばかりと会わせるように動いていたのは、これを企んでいたからなのかもしれない。

「ふ~ん。すげぇじゃん。いつからなるんだ?」

「……なんでそんなに反応薄いんだよ」

「だって他人事だし。俺が王になれ、とか言われてるわけじゃないし」

 詠二がこの国の王になったとして、俺に不都合なことがあるのか少し考えてみたところ、特にない、という結論に至ったため、否定的なことは言わないでおくことにした。

「それはそうだけどさ。けど、なんか助言くらいしてくれてもいいじゃないか。いきなり王になってくれなんて言われても僕にはどうしたら良いか……」

「なればいいじゃねえの? 最近じゃ、会社の社長もどっか外部から雇った、なんて話もあるみたいだし。有能な人間を他から引き抜いてトップに据えるだけだろ。血縁や人脈だけが頼りの無能な人間をトップに据えるより合理的でいいじゃん。お前はそう難しく考えないで、黙って王座にふんぞり返ってればいいんじゃねえの?」

「……それならツバキがやってよ」

「いいのか? 俺が王になったら、次の日には、この国中の美女を城の私室に連れ込むぞ?」

「……やっぱり、今のは聞かなかったことにして」

「ただし、美女と言っても、今現在旦那か彼氏がいる美女限定だ」

「なんでそんな縛りを!?」

「なんかさ、他に想ってる人がいる女を無理矢理手篭めにするシチュエーションって燃えねえ?」

「知らないよ! 聞きたくないよ! ツバキのそんな性癖!」

 大声で怒鳴りつけてくる詠二。

 つまらない。この世代の男なら乗っかってくるのが当然の話題だというのに……面白みの欠片もない男だった。ちなみに言っておくが、俺も性癖がそんな捻じ曲がった方向に傾いているわけじゃないぞ? ただのネタの提供だ。



 その後、詠二はこの件について、もう少し話を聞いて欲しそうな顔をしていたが、俺がまともに相手にしなかったことでしぶしぶ諦めていた。

 で、結局どうなったかというと、俺の答えが影響したのかどうかは分からないが、頼まれたら断れない性格の詠二がエリスに返事をしたのは、その日の夜のことだったらしい。

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