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挿入チャプター:その1:2026年9月18日・記述
・・・「1993年」という一年間は、
ぼく個人の勝手な見解にはなるが、
『誰もが無理に背伸びをし、いきがっていた一年』だったのではないか・・・といまでも思う。
あのℤARDの「坂井泉水さん」が、
「揺れる想い」で大ブレイクをし・・・
小室哲哉氏率いる「TRF」が、
世の中を席巻しようとしていた、
「夏の前夜」でもあった。
数々の音楽アーティストが登場し・・・
「平成大不況」
「失われた30年」
などと世間に揶揄されながらも・・・
ぼくが食糧事務所へ通っていた道のりの途中にあった(いまもある)「オリオン通り」は、
実に活気に満ちていて、
不況の足音なんぞ、みじんも影も感じさせないほど、
セレブやヤンキーのあんちゃん・ねぇちゃん連中でにぎわい・・・
おのおのめいめいが、
思い思いに、
「我が世の春」を楽しんでいるように見えたものだった。
浮かれたサラリーマンも多かったな。
「下を向いて歩いている人間」なんぞ、
ぼくが見た限りでは、
ただのひとりもいなかったのである。
テレビのブラウン管の向こうに見える、華やかできらびやかな世界に刺激・影響されたせいもあったのだろうが・・・
とにかく、あの一年間は、
ぼくの目から見ると、
だれもが「いきがっていた」ように見えたんだよ。




