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憂鬱①

~異世界メジューワ、リデニア国首都クヨトウ~am4:00


ナトスとミノアは寝具ではなく窓辺の椅子に腰かけて仮眠を取っていた。

静寂の中、彼女が眠りから覚める。

「ん・・・うん~~~・・・・・・・・・(っは!)」

ガバ!!勢いよく起き上がり辺りを見渡す彼女と目が合った。

すでに彼女が起きたのを察知して居たナトスとミノアは、その一部始終を見ていたのだ。

ナトス/ミノア「・・・?」

無言の二人と目が合ったソロルはパニックになっていた。

「(え?な、なに?どこ?この人たち何なの・・・ち、ちがう?えっ!?・・・そう!樹海!え?じゃここ何なの?宿?ベットの上!?え・・・まさか・・・いや、何だっけ?この人たち・・・そう!見た!気を失う瞬間!・・・なんだったかなぁ・・私はあの時・・・えーと、えーと・・私は・・・誰?いや!ソロルじゃん!そうじゃなくて・・・オラン?そう!オランアームレッドは!?あの時私は死を・・・!!)」

サーっと血の気が引くのをソロルは感じた。

自分が死ぬ覚悟をしていた事に思考が追いついたのだ。それと同時に安堵した。

今確実に生きていることに。

「(私・・・)生きてる・・・」

「・・・お、起きた?」

ソロルの反応に戸惑いながらもミノアが立ち上がり声をかけた。

「近づかないで!!」

「(ん!?)」

「(え!?)」

ソロルが声を発すると同時に、二人は体中に違和感を感じた。

よく見るとソロルの左目が青白く光っているように見える。

ミノアの反応から同じ違和感を感じてると考えたナトスが

念話で話しかけた。

『なんだ?攻撃ではなさそうだが』

『兄さんも感じるんだね?何だろう』

そしてナトスが気づく。

『っは!ミノア彼女を見てみろ!』

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

氏名:ソロル・ノウビシウム  職業:召喚士(冒険者)

レベル:65 lv  年齢:20 歳  状態:普通

HP■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

MP■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

『え?何かが見えてる、彼女の情報!?』

ナトスに促されミノアも気づいた。

『わからんが、違和感の正体と関係はあるだろうな』

二人が混乱しつつも念話で話していると、

ソロルの呟きが聞こえた。

「ナトス・・とミノア・・・」

『!!え!?僕らの名前を!?』

『まさか、なら彼女も俺たちを“見た”、それを身体の違和感で感じたのか!?』

『でも何で僕たちに彼女が“見える”の?』

ソロルが話を続けた。

「私が召還した・・で間違いなさそうね」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

氏名:ナトス(ソロル・ノウビシウムに召還されし者)

職業:召還者(使途)

レベル:1 lv  年齢:23 歳  状態:普通

HP■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

MP■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

氏名:ミノア(ソロル・ノウビシウムに召還されし者)

職業:召還者(使途)

レベル:1 lv  年齢:19 歳  状態:普通

HP■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

MP■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「(レベル1・・・よくもまぁ生きて帰ってこれたわね・・え!?ちょっと待って!)そっちの・・・ミノアだっけ?今しゃべらなかった!?」

「え?う、うん、ごめんうるさかった?」

「(あ・・・う・・・・)」

ソロルはアワアワして驚いていた。

自身の召喚獣も含め、召喚獣が言葉を発するなど教科書にも載っていないのだ。

「しょ、召還獣ってしゃべれるの?・・・今まで聞いたことないけど・・」

「おそらく召還“者”であって“獣”ではないからだろう」

ナトスは他人の情報が見えるのであれば自分のも見えるのではと、

意識を自身に集中し確認していた。

そして見えている範囲が違うことに疑問を抱いていた。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

氏名:ナトス(ソロル・ノウビシウムに召還されし者)

職業:召還者(使途)

レベル:1 lv  年齢:23 歳  状態:普通

HP■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

MP■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


技能:有


肉体強度:S Rp   精神強度:S Rp

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ソロルは自身が召喚した者だと知り、警戒心がなくなり安心しきっていた。

そして自身の召喚獣“シャリ”との表記の違いに気づいていた。

「“者”であって“獣”じゃないからかぁ・・まぁそれもあるかも、ってアンタもやっぱり話が出来るのね」

そういうとソロルはベットから立ち上がり窓の外を確認した。


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