第三夜
おっさんの昔話。
20年以上前の事だからどうにも記憶が……
その後、隔週日曜日にキャンペーンを続けてそれぞれのPCに地位を与えて初のTRPG、初のGMを終えたのです。
多いときには毎週GMをやったこともあります。良くシナリオのネタが持ったなぁ……何でだろ?
いや、後半はシナリオのネタも苦し紛れのでっち上げが多かったか。
なにより、最初の頃はシナリオをノートにそれなりの文章量で作り込んでいたのですが、最後の方はペラ紙1面で終わる程度の分量になっていました。NPCデータを含めれば水増しできますが……さすがにそれは問題があるでしょう。
きっと、人は墜落すると言うのがこれを指すのでしょう。
初のTRPGにして、初のGMで、初のキャンペーンとなるSWのキャンペーンシナリオは終わりの頃となるとオランの外まで行かせたような記憶……シナリオを書き留めていたノートを引っ越しの時に失くしたようで、どんなことをやったかも判らないんですよ。死者の街の設定をシナリオに使った記憶はあるのでそちらの方に向かわせたはずなんですけれど……理由は覚えてないです。
シナリオを作成するのも世界設定の隙間を探してそこに"IF"を挟み、抉じ開け、世界を壊さずに済むシナリオを細かく繋いでキャンペーンにでっち上げる。そんなやり方でGMをやっていたので纏まりがつかなくなりそうになり、キャンペーンシナリオを畳んだ……はず。
最初の頃のシナリオ作成中の苦労と苦悩はそれなりに覚えていますし、GMとしてマスタリング中に理不尽な思い込みによるシナリオ展開の停滞も有ったことは覚えています。
それらをまとめるなら
「初のTRPGでGMから入ったにしてはキャンペーンを投げ出さず、完走した。
それに、思った以上に楽しめた。」
と言う、PL達の感想が凡そのところを表しているのでしょう。
それが有るから、今もTRPGではGMで遊ぶことを好んで居るのかも知れません。
そして、好みの合わないGMの元で遊ぶくらいなら自分がGMの方が余程楽しめますし。
平成初期の記憶なんで欠落が多いですね。
当時のPLがこれを読んでいるとは思えないからまあ良いか?
まだまだ続くよおっさんの昔話。
この後、GURPSてシステムの話になる……かもしれない。
もしかしたら、そのあたり飛ばして、他のTRPGサークルに行き出した話になるかも。