第一夜
TRPGをそれなりに遊んできたおっさんの、ぐだぐだとしたお話。
あんなこと、こんなこと、あったでしょう?
そんなことをつらつらと不定期に書いていく、肩肘張らないお話。
見聞録?千夜一夜?ああ、うん。察して?
おっさんの昔話、ぼちぼち始めよか?
時は遡り、文庫版SWリプレイを読んでTRPGに興味を持った数多くの人々の内の若干一名の餓鬼。
どう言ったことか回りにTRPG経験者が居たがゆえにTRPGを始めるんだな、これが。
「但し、『GM』で。」
今のようにGMハウツーなんて無い平成初期に、回りは皆さん熟練者。
なかなかのハードモード、GMの心構えも知りようがなくペラペラよりキツく、TRPGの普及初期の弛さが救いのなか七転八倒しながら、だんだん力の抜き方を覚えていったんよね。
初心者GMならぬ、初のTRPGなGMに荒ぶるサイコロの洗礼はそれが当然の、必然の事であるとばかりに襲い掛かる。主にキャラクターメイキングのPLにね。ついでに流れ弾としてGMにも飛んでくる。
SWで初のGMするんだが、キャラクターメイキングの時、キャラクターが出来上がりGMの私に軽く説明がありまして……
「ええと?生まれが一般人のファイターで能力値ボーナスの合計が6……?
そして、能力値ボーナス0の箇所もある?!一般技能は農夫ね。おとなしく農民やっとけよ……
シーフの能力値ボーナスの合計が19……?
ファイターより強いシーフとは?
プリーストで、ファリスね。(ガチガチのファリス教徒だったとは後に知る)」
シャーマンとソーサラー、もう一人のファイター。多分6人パーティーだったから何とかなったんだろうなぁ(遠目
一応、能力値ボーナス合計6のファイターのPLに訊いたんですよ?
「キャラクター作り直して良いですよ、どうしますか?」
てね。まあ、そのまま始まった訳ですけれど。
GMは気を取り直して最初のシナリオを始めたんだけど、これが初心者あるあるな、無駄に凝った情報の出し方、戦闘場所の指定の不味さ、敵のレベル以外はぼろぼろ……
思い出したくない、でも、それがあるから今がある。過去を無かったことにしてはいけない。(戒め
こんな感じに自分がやらかして来たことをつらつらと不定期に書いていきますんで気が向いたらよろしく。