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がんばろう おじいちゃん

儂。若返っとる!!?

身体も自由に動かせるぞい!?腰痛は!!?老眼は!!?全部なくなってるおる。そしてむしろ髪は無くなってない!!ふさふさじゃ!!

いまどきのゲームは凄いのぉ。。。永遠にここにいたいわい。


「おじいちゃん?」


おやこの声は孫のもの。いかんいかん。孫と楽しむために始めたゲームなのに身体が動くことに驚いてすっかり孫と合うことを忘れてしもうてた。身体は若返っても物忘れ自体はそのまんまと言うことか。気をつけねばのぉ。

そして孫をみて再度わしは驚いた。

無理もなかろう。あれだけファッションやら可愛いやら綺麗やらに拘る孫が正直儂でもどうかの?と思う服装を着ているのじゃから。それなのに孫は服装のことなんて気にしてないように見える。


「おじいちゃん??」

「おお。すまんすまん孫かの?」

「よかった。おじいちゃんだ。若い頃の写真見ててよかったよ。じゃなかったらわかんかった!!とりあえずここは人が多いからフレンド登録して場所離れよう」


フレンド登録がどうしていいのかわかんかったのじゃが孫がとりあえずでてきたボタンをはいって押せばいいとのことじゃったので押した。目の前にいきなり文字がでてきて押せるとはすごいのぉ。

それと孫と話した結果のじゃがワシのことはGちゃんと呼んで孫のことはリーザと呼ぶことになった。リアルバレはダメとのことじゃ。孫は孫じゃろうが真剣に話してる孫の顔は微笑ましくうんうんと頷いた。孫と呼んで怒られるのは嫌じゃししっかりとリーザと呼ばなくてはのぉ。


そして孫とパーティとやらを組んで街の外に。街にはいっぱい店がありアイスや服に目移りしないなんて驚きじゃ。よっぽど外にいきたいんじゃろう。外にはみんな似たり寄ったりの服装をした人達と触手が殺し合いをしていた。懐かしいのぉ。食うものが無くてネズミや蛇や蜘蛛など捕まえて食ってた頃を思い出すわい。感傷に浸っていると孫はいきなり近くにいた触手に刃物をもって襲いかかった。いつからそんなもの振り回す子になったんじゃろうか。危ないから刃物はやめなさい。


「えぃ!!」

「ぴぎゃぁぁぁぁぁぁ」

「Gちゃんも手伝って」


孫はあれを食いたいんじゃろうか。あれは蜂の子みたいな味がするのかのぉ。どれ。ああいうのは一気に絞めるとするのかの。

そう思い一気に近づいたのじゃが


「どわぁぁぁぁ」

「Gちゃん!!?」

「びぎぃ」


弾き飛ばされた。な、なんじゃこの力は!!?捕まえようとした腕に触手が身体を振り払ったのがぶつかったじゃけなのに嘘じゃろ!!?

その後孫がこちらを心配そうにしつつも触手を1人で倒しておった。めんぼくない。ここはゲームの世界。見た目だけでは判断できないことが多いようじゃ。。。その後ワシらはいったん街へと戻るのであった。



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