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プロローグ触手

久々に投稿です。

ウネウネウネ。どうしてこんな事に。オレがいったいなにをしたっていうんだ!!ウネウネウネ。

「いたぞ!!あそこだ。刈れ!!」

「それは私の獲物よ!!」

「横取りしてくんじゃねぇよ!!」


違う。俺はお前らの獲物なんかじゃない。やめてくれ。やめてくれ。やめてくれ。ウネウネウネ。


俺を狩りにくる奴らはどうみても美男美女ばかり。昔なら美男に追われるのは嬉しくないが美女に追われたら嬉しかった。だがしかし俺を殺しにきてる奴らから追われてるなら話は別だ。嬉しくない。助けて。ウネウネウネ。


「連撃」

「ファイヤーアロー」


逃げようとしても速度が違う。そして見えない壁にぶつかりそもそも逃げることすらできなくなる。そして俺は後ろからきたやつらに為す術もなく殺された。




どうしてこんなことになったのだろう。殺されたあとに考える。殺されたのに考えることができないだって?そりゃそうだ。普通ならな。いまの状況を簡潔に説明しよう。ここはVRゲームの世界。それも新しく発売されたばかりで大企業が力に力をいれ制作した自由度MAXのゲームだ。そして俺は殺された。だからリスポーンした。ここまではこいつプレイヤーキルにあったのか。職業を先程の奴らと敵対を選んだのか。などと思うだろう。違うんだ。そうじゃないだ。いくら自由だからって始まったばかりのゲームでプレイヤーが一斉に襲いかかってくるなんていくらなんでもありえない。そう。おれはこのVRゲームの世界で序盤にでてくる雑魚キャラ。


触手に産まれ変わりました。


産まれ変わった。プレイしてるわけじゃない。転生というやつだ。異世界じゃない。ゲームの世界でただ1人俺だけがここに生きている。そして経験値稼ぎに殺されてリスポーンしてまた殺される。もう何度目のことだろうか。最初はただただ分からなかった。普通に働いて普通に生活して普通に生きていた。趣味と言えるものは少なくゲームをして過ごす休みが唯一の楽しみだった。こんな生活が一生続くと思ってた。ところがある日、俺は寝たら目が覚めたらずっとやりたいと思ってたゲームの世界にいた。夢かと思ったよ。でも夢じゃなかった。喜んださ。触手じゃなければな。俺はこれからどうなるのだろうか。。。


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