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プロローグ:ある日の会話

 一昔前はさ、ゾンビやら幽霊やらはたまた妖怪みたいな架空の生物とか異形を倒すみたいなゲームとかが流行ってたんだってな。


―はい。現在では考えられない事です。でも、そんな時代もそこまで昔のことではありませんよ。


 まあ、確かにな。ざっと100年前。一世紀くらいしか経ってないんだっけか。その時のデータとか書物ってのも、あんまりないんだよな。


―と、言われてますよね。でもどうでしょう。政府が隠してるって噂もあるみたいですよ。前時代の遺物ロスト・クオーツ をね。


 なんだよそれ。名前かっこ良すぎだろ。それに、ムカシの情報が見つかったからといって、この現状がよくなるのかね。


―どうでしょうね。でも、〈前時代の遺物〉には残っていると言われていますよ。


 なにが?


―この惨状がいかにして生まれたか…。


 へえ。それは知りてえもんだ。


―ま、あくまでも噂ですよ。アカデミーで習ったとおり、ある製薬会社が作成した万能薬のせいかもしれませんしね。


 まあどっちでもいいや。それのお陰で、俺達は飯を食えてんだからよ。


―そうですね。あ、そろそろクルみたいですね。


 へいへい。それじゃ、仕事と行きますかね。


―バイオハザード警報。掃除の時間です。


 ちゃっちゃっと終わらせるぜ。予約してた漫画、今日届くんだよ。


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