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ノロッテヤル

 さてはて彼の身に起きた出来事は、本当に夢のだろうか?幽霊は、本当にいると信じる人も信じない人も自由だ。


 そんな中ある有名な神社にいる話題になっている巫女さんである宇佐見リコは、幽霊が見え幽霊に好かれる体質な高校2年生。

「亀井くん、本当にいるの?私ものすごく帰りたいだけど」

「宇佐見さん!」

 そして、眼鏡をかけて弱そうな同じクラスの亀井ショウ。二人は、あの男が幽霊を見たと言う寺へ向かっていた。夏休みなのにイライラしながらリコは、アイスを食べ片手には、うちわを扇いでいた。

「女子として残念ですよ!」

「あは!一度しね」

 可愛い服を着ているのに行動がおじさんだと思ったショウは、笑顔で言ったが、リコは、そんな笑顔を見ながら黒おびたオーラと共に綺麗な笑顔で言った。

 1ヶ月前ぐらいにお祓い屋と言うボランティアを始めた二人は、恋愛感情はなく単なるパートナーでもあり友達でもある関係なのだ。

「とは言え、あんな事件を起こしたのは、宇佐見さんのせいなんですよ!あの時、ちゃんとお祓いをするのが、お祓い屋の仕事です」

「だって!生首と胴体が別々に現れたら誰だってキモいもん!」

「ですよねーって!違います!宇佐見さんは、何時もキモいやつらを連れているでは、じゃないですか!」

 リコは、変な顔をしてショウを見て、鞄の中から何故かハサミを取りだし無言でショウに向ける。

「亀井くん」

「ごめんなさい」

しかし、気になるのは、あの鎖だ。あれはいったいなんなのだろ?リコは、考える。

 リコは、目を細めて、丘にある寺を見ていると顔色が少しずつ変わっていく。それを見たショウは、首を傾げ

「どうかしました?」

「何でもない」

 此処からでも感じる。何か見える。立ち止まって深呼吸をする。そして、数珠を少しだけ触り深呼吸をする。

「大丈夫です。何かあったら僕が、宇佐見さんを守りますから」

 そう微笑んでリコを励ますが、リコは、目をそらしショウのおでこに御札をはり歩き出しお寺の階段の前に立ち止まった瞬間の豪雨。

「うわ、最悪」

「雨宿りしましょうか」

そう言って、雨宿りをすることにした。









































ノロッテヤル



end.

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