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僕の恋

作者: り太
掲載日:2007/09/29

切ないですかなり。

新学期。季節は春。

風がすごく気持ちいい。


学校へ向かう途中

僕にはいつもすれ違う女の子がいたんだ。

たまに目があうと嬉しい。

いつも話しかけようって思ってた。


だけど、勇気がなかった。

いつもただ見ているだけ。


可愛い笑顔で自転車をこぐ君をただ見ているだけ。

今日こそは。今日こそは。

そう思いながら1年が過ぎてしまった。


でもね、勇気だすよ。

今日こそは。

今日こそは君に手を振るんだ。


ニコって笑って、手を振るんだ。

君はどんな顔するかな?

嫌がるかな。

笑ってくれるかな・・・?


色んな事を考えながら歩いてると

向こうから笑顔の女の子が歩いてきた。

何だ・・・。自転車の子じゃない・・・。

ん?違う・・・。今日は自転車にのってないけど。

「あの子だっ!!!!」

ふと大声をあげてしまった。

周りに歩いてる学生達も僕を見た。

そのせいかちょっと恥ずかしくなって下を向いてしまった。


聞こえちゃったかな?

君に向かって言ったって気づかれちゃったかな。

でも、今日こそはって決めたんだ。

話しかけなきゃ。

そう思って、前を向いたんだ。


「あの子だっ!!!!って・・・私見て言った?」

「うわっ!!!!!」

びっくりした。

毎日見かけるあの子が目の前にいたから。

近くで見るともっと可愛くて、心臓がバクバクなった。

「あ、いや・・・あの」

恥ずかしさからかドキドキからか

何も喋れなくなってしまった。

僕って何て情けないんだ。


「君、いつもここですれ違ってたよね」

「え?!覚えててくれたの?」

春の暖かい風が彼女の長い髪になびく。

それがまた可愛かった。顔が熱い。

今、きっと僕赤面してる。

「実はずず、ずっと話しかけようって思ってて・・・。

で、で、でも嫌がるかなっって思って。」

僕は思ってた事を言った。

恥ずかしいんだか嬉しいんだかわからないけど

まともに喋れてなかったのはわかる。

だって、目の前にいる君が可愛すぎたから。

「そうなんだ〜。じゃあ話しかけてくれればよかったのに。

あたしも君に話しかけようって思ってたよ。確か立野君だよね?」

「えっ?!?!?!?何で名前知ってるの?」

彼女が僕の名前を知ってる!?

それに話しかけようとしてたって。

これってまさか!!これってまさか・・・・!?

彼女も僕の事・・・・。


胸が熱くなった。もっと早く話しかけてればよかった。

そしたら今頃二人でデートしてお花屋さんに行って

君に似合う花をプレゼントして君はいつもその花を

胸ポケットにいれて歩いてくれたのかもしれないのに!!


でも、その期待はすぐに裏切られた。

「だって、君、北高でしょ?彼氏と同じ学校だよぉ」

ガーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!

彼氏・・・・。

彼氏・・・・・。

彼氏かぁ・・・・・・。

世界が暗闇になったみたいだった。


「彼氏がいつも君の事話してたから・・。

目がパッチリで猫背で右手だけ手袋してて小さくて髪がツンツン。

下を向く癖。それに・・・よくぼ〜っとしてるってさ。

いつも見かけている君だってすぐにわかったよ」

彼女が笑いながら僕の特徴を話した。


た、確かにそれは僕だ!!!

ってか、彼氏って誰なんだ!!!


「長話してると学校遅刻しちゃうね。

また会ったら話しかけてね。ばいばい〜」

僕に手を振って彼女は駆け足で学校へ向かった。

僕も学校へ向かわなきゃ遅刻してしまいそうだったので

駆け足で学校へ向かった。


彼氏って誰だったんだろう・・・。

話せたのは嬉しかったけど、彼氏いるのはショックだったな。

それでもこれは大きな一歩前進だよね!!

彼氏がいたって、仲良くなれるし。

確かに彼氏になりたかったけど、それ以前に

僕は仲良くなりたかったんだ。

まぁ確かに、悲しいけど。苦しいけど。


そういえば名前も聞いてないし・・・。

ってか僕の名前知ってるってことは僕の仲のいい友達か??

いや、でも僕の仲のいい友達は彼女みんないないし。

ん〜。一体誰の彼氏なんだ。あの子は。


そんな事を考えていると先生が教室に入ってきてHRを始めた。

「は〜い。出席をとるぞぉ。」

そして、先生は一番から順番に出席をとっていく。


一体誰なのかなぁ・・・。ん〜・・・。

「・・・・立野!!!立野!!!」

一体誰なんだぁ・・・。あいつかぁ?


「立野!!!!!」

ん?僕呼ばれてる?

考え事をしてて聞こえなかったみたいだ。

あわてて返事をした。

「は、はい!!!」

「お前、ぼ〜っとしすぎだ!」

アハハハとクラスに笑いが起きる。

恥ずかしくなって僕は下を向いてしまった。

これ、僕の悪い癖だな。


出席が終わると先生に呼び出された。

あ〜あ。怒られるのかな。


先生に呼ばれて職員室に行くと

先生は険悪そうな顔だった。

うわぁ・・・怒られるよ・・・。


「立野〜〜。今日お前南高の女の子と話さなかったか?」

「えっ!?」

何で先生が知ってるんだろ。

もしかして見られてた???


そういえばこの先生、恋愛とか大嫌いなんだ。

それでこんな怒ってるんかな。うう、どうしよ。


「すいません話してました。でも、

あ、あの今日話したばっかで!!」

「知ってるよ。朝メールきたから。」

ん?メール?


「ちなみに、あれ俺のガールフレンドだから手だすなよ。」

・・・・・。

えっ?

えっ・・・?

ええ〜〜〜〜!!!!!!!!??


新学期の春。

僕はまた一つ大人になりました。

それから僕は学校へ行く道を変えました。

サヨナラ僕の一年越しの恋。

作成時間10分です。相当展開に無理がありますね。

ショートストーリーが書きたかったんですけど

長くなって連載物になりそうだったんで

オチをつけてまとめました。

人生何が起こるかわかりません。

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― 新着の感想 ―
[一言] えぇぇぇ〜??? わたしもビックリな終わり方!! でもとってもユニークね。 面白い!!うん!! 何気に切ない感じするしね、いいと思う。 これからも頑張ってください〜♪(適当なことをほざいてご…
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