菖蒲による数学と人生の差別化
気がついたら連載小説は3つになってました
すごいね。
夜になると心がざわつく…
最も、夜は闇が辺りを彷徨いているものだからそいつから逃げるように我々は家に飛び込むのだが。
俺は学校の帰り道に歩いている時にふと思い付いた。
俺が今持っている鞄がもし二乗に二乗を重ね、どんどん係数が増えていったらそれは中身、つまり教科書、筆箱、弁当、ゲームなど増えている事にはなっていないだろう。
つまり、俺が今手にしている鞄を中心に中身の無い鞄がポンポンと出ている状態になるな。
中身も鞄も増やしたい場合は(俺の鞄+中身)の二乗をしなくてはならないのだが…
これは存外難しい事である。
そんなこと考えているうちにマイホームについてしまった。全く…俺という生き物は飽きずにこんなことをよくつづけられるものだ。
いつものように流れている毎日を俺は幸せに感じていた。何故かって?
人生淡々と過ごしていったほうが楽だろう?凸凹してるよりならされてあったほうが楽だしね。
いつものように風呂に入っていつものように飯を食う。それなりに幸せに過ごしていると思うよ?世の中には風呂に入れない、飯を食えないような奴らが沢山いるんだ。
そう考えると俺は平凡が一番だと思う。
さて…俺の生き方なんて放っておいて…
俺は菖蒲。16才、高校生1年元気な元気なバスケ部!
…
え〜と…
俺ってばなんも特徴が無いから自己紹介も何も無いんだよな…。
まあいい。青春を味わってる若者と言う事が伝われば他の事の意味は全くの皆無に等しいからな。
友達もいない事はないしヤンキーにも嫌われてない中途半端な立ち位置の俺。
面だって悪い事は無いと思うね。そこらへんに歩いたらイケメン?かな?って思うくらいだし。
可愛い妹も居ないし、巨乳の姉もいない。
可愛い幼なじみもいない。
つまり、俺は一切女とは関わりあいがない故にそこらへんに転がってる上手く行ったハーレムではないと言う事だ。
残念だな読者。ハーレムとは全く関係ないのだ。
はーはっはっはっはっはっは…
ははは…悲しくなってくるのは俺だけか?
こほん…失礼した。このページは主人公、つまり何も無い俺の自己紹介も兼ねたエピソードのような話。
ちょっとずれていたかもな。
俺はベッドの上で横になりながら上手くもないゲームをカチャカチャと音をたてながらプレイする。
あ〜、バスパン洗濯に出さなきゃな〜とか
あ〜、弁当洗わなきゃな〜とか
あ〜、飯って今日俺が当番だったっけか?作らなきゃな〜
とか、家は親が分担したがりなもんだから飯を作る人間がいつも変わるのだ。
そんなやらなきゃいけない事をほっぽいて俺は眠りに落ちていった…
ありがとうございます。
ハーレムにするんで。
ちゃんと異世界行くんで。
目を通して見て下さいませ。
上手くいかなかったラノベもよろしくお願いいたします。