表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/5

決闘

 ☆☆☆王国国境付近の村


「アース様・・・ダメです。人がいません」


「チィ、もっと、探せ。金目のものあるだろう!」


「アース様!こんな文章を見つけました!」


「ああ、何て、書いてんだ」


 チ、スキル翻訳があるが、日本時代の国語力と比例してやがる。スマホで調べれば良かったけどよ。

 もう、すでに電気がないぜ。


「ギアス、お前、元商会員の触れ込みだろ?読んでみろ」


「はい、『王が変わる。アース殿が王に即位するから、村民は、お祝いに金銭、食料を持って、王城に来い』です」


「ほお、これ、『オウジョウ』と読むのか。意味は何?」


「えっと、王様がいるお城です。使者が帰って来ませんが、こちらの要求を聞いたのでしょう。城で歓迎されていると思いますよ」


「そうか。城に向かうぞ!」


 ・・・俺は、顎門地球アギトアース、河でキャンプをしていたら、いつの間にかここに来た。

 あっちの世界では、武器の密輸していたから、あちらの世界の武器を買えるぜ。

 軍用車と、銃を買ったら、金が底をついたな。


 早いとこ、この国を手に入れないとな。


 総勢300人は超えたぜ。

 武器を配るだけで大変だ。


 人が数十人で、後は、キツネ耳か。


 エルフと姫で、サンピーしてやる。


 アース一行は、王城に向かうが、


「何だ。橋が壊れてやがる。まあ、どうせ。車じゃ。通れないか。回り道をするぜ」


「チ、道が狭いじゃ無いか」


 大回りをしながら、3週間、かかって、王城の西の草原に来た。



 しかし、城の門は閉ざされている。

 拡声魔法で、声が響く。


【アースのバーカ、アホ、マヌケ、DQNネームの底辺!】


 ただの罵倒だか


 それでもアースは攻撃を命令する。


「うんだと、こら、お前ら、城を撃て!」


「「「「オオオオオオオオオーーーー」」」


 バン!バン!バン!バン!・・・・


 ☆回想 3週間前、会議室


「捕虜の尋問の結果、アースの能力は、通販です。武器の召喚の対価は、お金です。

 まず。銃というものですが、M16なら、金貨1枚(10万円)M4なら、銀貨4枚(4万円)、AKアクなら、銀貨2枚(2万円)というところでしょう。

 そして、鉄ツブテは、一発、銅貨1枚(100円)

 弾の発射速度は、フルオートで、1秒間に10発で、大銅貨一枚(1000円)

 そして、弾倉が20発入りだったら、わずか、2,3秒で空になるのです。

 アギトは300人に銃を配っています。全員が、20発打ち終わると、

 金貨6枚(60万円)になるのです」


「なんと、アリサ殿は、商人のジョブをお持ちか?」


「結論は、大規模な戦闘行動は起こしにくい。決闘を申し込むでしょう」


 ・・・・・


 撃った弾丸は、城壁に弾かれる。


「チ、お前ら、撃つのやめろ!弾はいったいいくらすると思っているのか・・」


「親分、銃、ガチャガチャ、言ってる。銃、疲れた言っている。交換、交換!」


「いい。お前は、槍でも持っていろ」


 もう、金はない。


「おい、こちらは拡声魔法で、決闘を申し込め!俺と、そちらの騎士の対決だ!勝った方が、言うことを聞く」


「はい!」


【おーい。国をかけて、決闘を申し込む!こちらは、アース様が出る・・・】


 その瞬間、


 遠くから、バンと音が、かすかに聞こえ。


 数秒後、


 バスン!


 アースの胸に、7.62ミリ弾が着弾した。


「アース様!」




最後までお読み頂き有難うございました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ