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ある日、超能力に目覚めた件  作者: 上松
第三章 相対性正対論
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第八話Part5

 でさ~とか、それでね~という感じで私は部活仲間の彼女にいろいろと相談してた。それででた結論は――


「うじうじしてるくらいなら当たって砕けなさい!!」


 ――というものだった。ひどく無い? こっちは真剣なんだよ? それで答えが当たって砕けろって、実は仲が戻ったとか思ってるのは実は私だけ? その可能性を疑っちゃうよ。そうじゃないよね? 私の背中を押してくれてるんだよね? 私が振られたところを見たいとか……そんなことじゃないよね? 私が疑いの目で見てたからだろうか、友達は「不満?」とか私の机に肘を置いて言ってくる。


 私はその問いかけに首を縦に動かすことで気持ちを示した。それから唇を尖らせて、不機嫌ですアピールもしておく。さすがにあからさまな態度を示せば、もしも私をはめたいのであれば、その方向に誘導するためにもここでもっと下手に出るとかするんじゃない? それか私を持ち上げてその気にさせるとかね。

 本当は一ミリも成功するなんて思ってないのに「大丈夫だよ! 稲なら絶対にうまくいくよ!!」――とかさ言うんじゃないだろうか? それが女子って生物である。野々野君とかはきっと女の子は甘くてかわいいものだけでできてるとか思ってそうだよね。


 まあ男子の前ではそうそう狡猾な部分って女子は見せないから仕方ないことではある。でもね、あまくてかわいいだけじゃなく、でろでろで鬱屈とした感情で女の子はできてるんだよ。けど……そんなドロドロとしてる女子の関係だけど、ちゃんとした友達や仲間ってやつはあるわけで――


(いや、私がそう思いたいだけなんだけど……)


 ――部活で繋がってる人たちはもっと濃い、本当の関係性だって、私は思いたいんだ。


「エース様なのに、自信ないんだ?」


 なんだ嫌味か? これはどっちでとらえたほうがいいの? 持ち上げてるわけではない……けど、なんか挑戦的な視線も感じる。私の出方をうかがってる? いや本心か? 私の本気度合いとかを見定めようとしてる? 

 私が野々野君を好きって信じられない――ってこと!?

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