君
キミが逝ってしまって何年たったのだろう
ここには
キミが眠っている
樹々がざわざわと騒いでいる
境内に入り
お墓を綺麗にして
墓石に手を合わせる
心の中で
近況報告や愚痴を
つぶやく
わたしが生きていた時より
よく喋るね
一緒にいた頃は
わたしばかり喋っていた
って思ってるかな?
帰りがけ
ご塔婆がカタンと
揺れた
キミの 優しい声で
「頑張って」
と言われているようだ
ただ
風に吹かれただけかもしれないが
空を見上げると
雲ひとつない青空
明日から
また
がんばるよ
と、
心の中でつぶやいた
読んで頂きありがとうございます。