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バイゼルとネクロマンサー

「バイゼル様もう、結構歩きましたよ。もう帰りましょうよ大先祖の墓地にモンスターなんてでるわけないじゃないですか。」

「仕方ないだろ、報告があった以上調べないわけにもいかない」


「はー」


 槍を持つ男とバイゼルと呼ばれる男が話している。

 槍男は見るからに下っ端と言った見た目だ、鎖帷子と鉄製のヘルメットを身につけている。それに対してバイゼルは鎧を身につけてまさに上司と部下といった関係性のようだ。


「__まて、何か聞こえないか?」

「はい?何も聞こえませんが。」

「いや、確かに聞こえる扉を叩くような。」

「あー.....確かに聞こえますね、でもどこから」


 あたりをキョロキョロと見回す槍男に対してバイゼルは、一つの墓を見つめていた。


「おい、フウィル」

「はい」

「あそこにあるシャベルを取ってこい」

「へ?何故です?」

「いいからもってこい」


 バイゼルが指示を出すしかしその片時も目を離さなかった

バイゼルは特別耳が良かったわけでもない、確かにその瞬間も謎の騒音はなっていたが、彼にとってはそんなことよりももっと異様な気配に気を取られていたのだ、気配の正体が騒音の主とも知らずに。


「持ってきました。」

「よし、掘るぞ」

「は?何言ってるんですか、ここは大先祖様の墓場ですよ流石にできませんよ」

「そうか、じゃあ先にお前は戻っていろ」

「なんでそうなるんですか!」

「仕方ないだろ、どうせお前なら墓地でビクビクするのが先の山だろ?この行為の責任も全て私だけの責任になる」

「はあ、仕方ないですね」


槍男は槍を置きシャベルを持つ。


「何してるんだ?」

「貴方はまだ6歳の俺を拾ってくれたんですよ?このくらいしますよ」

「......ありがとうなフウィル」

「?なにか言いました?」

「いや、なんでもないさあ掘るぞ。」 


ザクザクと墓を掘る。二人組側から見るとただの墓荒らしであるしかし、ここ大先祖の墓地は町の近くとはいえ森の奥深くである誰かが来るとするなら肝試しに来る若者だけである

そこに黒のローブを着た少女が1人その様子を見つめていた


「ふぅやっと出てきましたね」

「そうだな、しかしこの騒音の正体はこいつだったのか」

「どうします。開けますか?」

「ああ、だがお前は下がってろ」

「は、はい」

「じゃあいくぞフウィル......?フウィ...」


 そこには倒れたフウィルと1人の少女の姿があったフウィルのヘルメットは歪み穴が空いているどうしてだ何があったいやまず。

バイゼルは、鞘から剣を抜き構える。


「貴様!!何者だ!!」


少女は答えない


「黙っているのなら切り捨てるぞ」


やはり答えない表情のない顔で見つめている。

バイゼルは瞬きにも満たない瞬間に剣を振るしかしそれを上回る速度で少女が杖を叩きつけた、バイゼルの頭蓋は歪みその場に倒れる


「さてと、ホッ」


少女の手から淡い紫色の光が出るそれが棺桶に当たったかと思うとガチャリと言う音とともに一体のスケルトンが出てきた

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