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魔王城に響く英雄の唄  作者: ヴァルナ
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スキルと不安

いい匂いがする



俺は目を覚ました 朝日が差し込んでいることから1日経ったことが分かった




「ヨミくん、おはようございます

朝食です、食べられますか?」


ミーナさんが朝食を持ってきてくれた


「おはようございます、いただきます」


挨拶を返す




俺が朝食を食べ終わると

ミーナさんが話しかけてきた



「ヨミくん、私はスキル《鑑定》を持っています。そのスキル効果は極、私の鑑定では、その人の可能性まで見れるのです。

このスキルを使いヨミくんを見ました。

ヨミくん、《言霊》という言葉に聞き覚えはありますか?」


スキル効果の極…そのスキルのレベルを最大まで上げなければその境地には至れない。ミーナさんがいかに凄いかが分かった。


だが、《言霊》?



「《言霊》?

すいません、分からないです…」



それを聞くとミーナさんは

神妙な顔つきになった

少しして、ミーナさんが俺に問いかけた



「ヨミくん、怪我が治ったあと

一緒についてきて欲しいところがあります。いいですか?」



何だろう、そう思ったが

ミーナさんのことだ考えがあるのだろうと思い首を縦に振った




それから、怪我が治るまで

ミーナさんは薬を塗ってくれたり

ご飯を食べさせてくれたり

しながら過ごした

だんだん体を動かせるようになり3日経ったであろうその日



「怪我はもう大丈夫そうですね

明日にはここを出ましょう」



「分かりました」




どこに向かうのだろう

気になったがミーナさんは

そう告げると小屋の外に出て言ってしまった


明日にならないと分からない

どうしようもない

不安な気持ちに


俺はしばらく寝られずにいた



ドアが開く

ミーナさんは俺の元へ来ると


頭を撫でてくれる

すると

心が落ち着き俺は眠りに落ちた

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