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俺は異世界で静かに暮らしたいだけなんだ!?  作者: はくの憂鬱
異世界移住?
15/17

中二病でも友達作りがしたいっ!

──休み時間──


?「さっきの勝負はなかなかのものだったな」

眼帯をつけた見るからに中二病をこじらせてる系の人──グル・ランデルがユズに声をかけた。

ユズ「ん? えっと……貴方は?」

グル「我が名はグル・ランデル!

爆炎魔法の使い手!」

ユズ「グルさんですね

よろしくお願いします」

(うわぁ……またややこしいやつに声かけられた。)

「うわっ、グルのやつがまた痛い発言してるぞ!」

「ユズさんが華麗にスルーしてるわ!

なにあのスルースキル!」

こいつ……嫌われてるんじゃね?

顔はそんなにキモくない……むしろ顔がキモくてこんなことしてたらもう孤立してるだろ……

グル「そなたの力を見た時……

我の邪眼が黒く……真っ黒に光ったのだ!」

ユイ「うわぁ……またやっこいやつに絡まれてますねー」

シャル「あーいうのはほっておいていいのよ」

アリス「それはかわいそうな気が……」

クラスのやつにも邪魔者扱い?を受けている。

ユズ「えっ! 黒って光るものなんですか!?」

光らないけど、黒光りって言葉があるからな

「ユズさんすっごく純粋!

可愛すぎる!」

グル「そうとも! 我が左眼に宿りし渾沌の力……それを抑えるため我は眼帯をつけておるのだ。」

こいつの話を聞くだけでコッチは寒気がしてくる、こういうやつは褒めて何処かにいかすのがいい。

ユズ「私、グルさんの爆炎魔法みてみたいです!」

グル「なに! 誠か!?」

「やばい…っ! ユズさん逃げて!」

「誰かっ! ノアちゃんを運んであげて!

一向に起きる気配がない!」

ユズ「どんな魔法なんですか?」

正直見たくないけどここは我慢しよう…と心の隅でそう思った。

グル「そ、それはな! いや、それは…この世の攻撃魔法の中で最強と言ってもいいくらい威力が強い魔法だ!」

眼帯をつけている右眼を押さえながら誇らしげに言う。

ユズ「じゃ、さっそく行きましょう!」

立ち上がった俺はグルの手をつかんだ。

グル「うわぁ!?」

グルはユズの手をふりはらって、顔が真っ赤になるのを必死に隠している。

ユズ「へ?」

グル「い、いや何でもないです!」

「あのグルが照れてるぞ!

それに話し方も戻ってる!」

「うぉぉぉぉお!」

後方はやけにテンションが高いんだな…

ユズ「あ、あの…?

グルさん?」

俺は一応戸惑った素振りをする。

グル「な、なんでもない!

それじゃあ、練習場に行こうか」

グルは我に返り、再び中二病を発動させたつもりだがまだ戻っていない。

シャル「ちょっと不安だし、ユズさんが心配だから見に行きましょ?」

アリス「そうだね

グルくんの爆炎魔法前から見たいってシャル言ってたしね」

シャル「な! 何いってんのよ!

私はこれっぽっちも見たいなんて思ったことないんだからね!」

ユイ「theツンデレですね」

シャル「ツンデレって何?」

ユイ「ツン!としてデレることです」

シャル「意味がわからないよ……」

そんなやり取りをしながらシャル達も練習場を除く。


──練習場──


練習場と、言ってもだだっ広く魔法耐性がついていると言われる体育館に似た施設のことを言うby.ユズ


グル「よし、じゃあどんな魔法が見たい?」

教室での話し方と180度変わる話し方になっていた。

ユズ「あ、あれ?」

(こいつさっきまで中二病こじらせてたのに……どうなってんだ?)

グル「どうかした?」

ユズ「話し方変わってませんか?」

グル「あ〜あの話し方ね…

実は人が多いところが苦手で……緊張してあんな話し方になるんだよ……」

ユイ「そーだったんですね」

アリス「なかなか可愛いところあるんですね」

シャル「あいつの見方変わったわ…」

物陰に隠れながら2人の様子をうかがう3人。

傍から見れば、変質者と間違えられてもしょうがない。

ユズ「みんなの前でも普通に喋ってみてはどうでしょう?

グルさんかっこいいからモテると思いますよ」

グル「む、無理だよ!

こんな自分に自信なんて持てないし…

でもそれ以上に──っ!?」

ユズ「弱音は吐かない方がいいんだよ?」

そっとグルの口を人差し指の腹で押さえる。

グル「……うん」

グルの頬がほんのりと赤く染まった

ユズ「話を戻しましょう

エクスプロージョンって打てますか?」

咄嗟に思いついたことを言ってみる。

最強で最高の魔法といえばエクスプロージョンでしょ!

グル「黒魔エグスプロージョンならあるよ?」

ユズ「それはどれほどの威力ですか!?」

目をキラキラさせながら大いにはしゃいでいる。

グル「そ、そんなガッツかないで…」

ユズ「あ、すみません…」

(エグスプロージョンとか興奮するに決まってるだろ……!)

グル「威力は……まぁ、みせるよ」

ユズ「わくわく!」

シャル「わくわく!」

アリス「ぷっ、ユズちゃんと一緒のことしてる」

ユイ「wktk」

グル「いくよ……」

グルは手を前に出し……呪文を詠唱し始める。

グル「《我が力の源よ・その力を爆炎の力へと変え・古の豪爆炎へと変える力を・》」

グルの前には大きな赤色の魔法陣が現れ、風が巻き上がる。

ユズ「……おぉ」

グル「《我が手に最強の豪爆炎を・全てを滅ぼせる・最強の豪爆炎の力を!》」

グルが詠唱を終えると同時に、魔法陣から炎の塊が空中に現れた。

グル「行くぜっ! 黒魔エグスプロージョンッ!」

目の前に巨大な火柱ができ、数秒間の回転を終え、一気に爆発する!

バァァァアアアァァァンッッ!

ユズ「ウオオォォアアアッ!」

シャル「わああぁぁ!」

目の前で起こる、巨大な爆発に興奮を隠せないユズ、物陰に隠れていたシャルもいつの間にかユズの隣に来て興奮している。

グル「ふぅ……どう?」

ユズがガシッと、グルの手を掴んだ。

グル「えっ!?」

ユズ「すっごい! すっごいよ!

グルさん! あんな魔法初めて見たよ!」

シャル「すごい……すごいわ!」

グル「えっ……エンジェさん…」

ユイ「すごいねー!あれが魔術なのかー!」

アリス「同じ年の人でここまでの魔法が使えるなんて……グルくんすごいです!」

続々と人が集まってくる。

グル「本当はもう少し詠唱を短くしたいんだけど……って、えっ!?」

グルは人が増えていることに驚き、少し止まっている。

グル「な……そ、そうであろう!

ま、まぁ? 我からしたらこんな事をたわいもない!」

ユズ「グルさん、もうそんな話し方しなくてもいいですよ?」

ユズが肩に手を置き、優しくそう言う。

グル「えっ?」

ユズ「この人達はわかってくれますから、ねっ?」

シャル「そ、そうよ!

こんなにすごい爆炎魔法が使えるんだからもっと自分に自信持ちなさい!」

グル「ひっ!」

シャルの圧で怯えてしまうグル。

でもそれを聞いてどこか嬉しそうだ。

ユズ「んー。 それじゃあ、私と勝負しようか」

「「「「ええぇええぇぇぇ!?」」」」

ニコッととんでもないことを言いだすユズに全員が驚く


15話おわり!

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