ノアちゃんは友達が少ないそうです。
次の日 イブシード魔術学院
ジーラス「はい皆さ〜ん
今日はこのクラスに転校生が2人来ました〜
では、自己紹介よろしくね」
ユイは黒板にカカッと名前を書いた
ユイ・シントウ
本当の名は神藤結衣だが、ここは異世界であり、苗字は後に書くのが基本らしい。
ユイ「え〜皆さん、ユイ・シントウと申します
今日からよろしくお願いしますー」
礼儀正しいお辞儀をし、ユイの自己紹介は終了した。
次に、ユズルが書き始める。
ユズ・バルザック
本当の名は神藤弦、わけあって女体化し、名前をユズ・バルザックと変えイブシード魔術学院に入った。
ユズ「えっと、ユズ・バルザックと言います
気軽にユズって呼んでください」
にこっとクラスメイトに営業スマイルをぶつける。営業スマイルなのか?
ユイ(女を極めてる……だと…っ!?)
「「「うおおおおあああ!」」」
男性陣、女性陣から歓喜の声が上がる。
ジーラス「この2人に質問がある人や聞きたいことがある人いるかな?」
シャル「質問も聞きたいことも一緒な気がしますが……」
ミケ「あ、あの! ユズさん!」
ユズ「ユズでいいですよ?」
ミケ「ええっと……ゆ、ユズはさ…///
どんな人がタイプですか!」
ユズ(何こいつ顔赤くして聞いてるだよ…気持ちわりぃ……)
聞きたいことってそれかよ!と女性陣は皆そう思った。
ユズ「うーんとですね
優しくて思いやりのあって私より強い方ならどんな人でもいいですよ」
ミケ「じゃ、じゃあ! 俺でもいけますか!?」
なんだよ、こいつ……人の好みのタイプを聞くならまだしも俺でもいけますか!?なんてなにいいだすんだよ…
バランド「それじゃあ、俺でもいけるだろ!」
と、青髪の少年ーーバランド・アシムが言う。
ユズ「えー、皆さん私に勝てるんですか…?」
ミケ「それじゃあ、やろうぜ!
魔術勝負だ!」
ジーラス「あ、ダメだよ」
男子「「「「なんでですかっ!?」」」」
ジーラス「ユズさんは魔術使えないからね」
男子「「「「「はぁ!?」」」」」
シャル「……魔術が使えない?」
アリス「ユズルさんに似てるね」
ノア「……くぅ…くぅ…」
シャルの顔が少し気難しいにかわった。
ノアはお構い無しに寝ている。
ユズ「てへっ」
ユズはベロをだして頭をコツンっと叩いた。
ミケ「ユズ…どうやって勝負するんだよ」
ユイ「はいは〜い! じゃあ、腕相撲って言うのはどう?」
ユイが勝負競技を提案する。
シャル「腕相撲ってどういうのなの?」
ユイ「それはね〜」
腕相撲……とはーーひじを立てて手のひらを握り合い、相手の腕を押し倒す遊びである。
この遊び……楽しそうに見えて実はそうでもない。
力が強いと腕はびくとも動かない。
力が弱ければ腕が変な方向に曲がる事をわかっていなければならない。
ミケ「よし! のった!」
〜〜第1回戦〜〜
ユズVSミケ
カーン!と何処からか取り出したゴングの音が鳴る。
えっ? この世界にゴングがあるのかだって?
それは気にしたら負けだよ!
ユズ「めいっぱいお願いしますね」
ミケ「俺が勝ったら付き合ってもらうからなっ!」
ユズ「いいですよ」
シャル「……」
先程からずっと笑顔のままのユズにシャルは違和感を感じている
ミケ「先手必勝っ! オラァアア!」
ググッと力いっぱいに押し倒そうとするがユズの腕はびくともしない。
ユズ「どうしたんですか?
本気で来てくださいよ」
ミケ「くっ…ハァアアァァァア!」
ユズの腕がびくりとも動かないのは当たり前だ。
ユズは男の時点で超人並みのパワーを持っていてた。それに成人男性なので17歳の子供が勝てるわけがない。
女になった今は外見には出ずに内に力を溜め込んでいる。
ユズ「はぁ……ミケには失望しました
よっこいしょ」
ミケ「えっ……」
すっとユズが腕を動かすとミケの腕は押し倒されていた……それにミケは反動で回転し始めたのだ。
クラス中「「「「「えぇええぇえええ!!?」」」」」
ミケ「と、止まらねぇえええぇぇぇ!」
ユズ「……ん!」
空中で高速回転を続けるミケの服の襟をスパッと掴み回転を止める。
ユズ「私の勝ちですね
他にやる人いますか?」
男性陣「「「「まいりましたァ!」」」」
シャル「……」
アリス「……わぁ」
ノア「……くぅ…くぅ…」
シャルは驚いて声も出ない。
アリスはパチパチと拍手をしている。
ノアはまだ寝ていた。
ジーラス「ユズさん終わった?」
ユズ「終わりましたよ〜」
ミケ「あう…あああ…」
ミケはさっきの回転で目を回したようで倒れていた
ジーラス「よし、ユイさんの席はあそこの青髪の子、アリスさんの隣ね
ユズさんの席はあそこで赤髪の子、ノアさんの隣だよ」
ユイ「は〜い」
ユズ「わかりました」
2人は自分の席に向かって歩く。
ユズ「あなたがノアさんですね
よろしくお願いします」
ユズ(知ってるのにわざわざ挨拶しないといけないのはだるい!)
ノア「…ん」
反応が薄い、眠そう、やる気がない。
やっぱり家とは違うな……。
ちょっと観察してみるか。
1時間目 国語 (日本風に言うと)
ノア「くぅ……くぅ……」
寝てる、ものすごく寝てる。
2時間目 数学(これも日本風(ry
ノア「むにゃむにゃ……すぴー」
寝る、まだ寝る。
3時間目 歴史 (ry
ノア「……ふわぁぁ……ん…?
何見てるの?」
うわっ、気づかれた!
ユズ「いえ、よく寝てるなぁと思ったので」
ノア「寝てるのはダメなの…?」
ユズ「寝ることがダメとは言ってませんが、授業をしっかりと受けないと留年だってありえると思うんですよ」
よし、いいこと言ったぞ! 俺!
何故か心の中でガッツポーズをとった。
ノア「……そっか」
少し納得したのかノートを開き、黒板の文字を書き始めた。
シャル「……うーん…」
チラチラとユズの方を確認するシャル。
アリス「どうしたの?」
シャル「なんか、あの子ユズルにそっくりなのよね……」
アリス「ユズちゃん?」
シャル「うん、魔術使えないし……あんなに力強いし……」
ユイ(まぁ、当たってるんだけど……)
アリス「ま、まぁいいじゃないかな?
ノアちゃんとも仲良くしてくれるし……ねっ?」
再び、2人はユズの方を見る。
そこには2人が仲良く喋っている光景があった。
ユズ「ノアちゃんは好きな食べ物ってなに?」
ノア「……お兄ちゃんが作るごはん」
ノアは表情には出ていないがこころなしか楽しそうにしている。
ユズ「……」
でも、友達が少ない事には変わりがない…
こんな言い方はあれだがシャルとアリスとユイはユズルのおかけで友達になったと言ってもいい。
ノアにはこれからちゃん自分から友達を作っていって欲しいところだ。
おはこんばんちわ。はくだよ!
今は書き溜めていた物を少し書き換えたりとか手を加えたりして投稿してるよ!
27話くらいまであるから早く投稿できそうですw
てばでは!




