※『チワワ』にロックオンされました。
第3話です。
※物語を更新します。
緊急クエスト チワワを手懐けろ
———
「……」
「……」
康太の額から変な汗が出る。
「…久しぶり。」
(……謝ろう。)
「おい!」
「は、はい!すみません!」
背筋がピシっとなる。
「……」
(え?今なんて言ってた?)
「…久しぶり、だな。」
照れくさい表情――
だが、康太は固まった。
「……えっと、誰?」
「……」
「……」
「…あはは」
「……あ?」
「あ……」
康太の顔から血の気が引いた。
「お、お前!」
「ひ、ひぃぃ。」
ガードの体制に入る。
――だが、彼の攻撃はない。
(……あれ?)
「そっか…そうだよな。」
声のトーンがさっきよりも低い。
「う、うん?」
(うまく行ってる?)
行ってる。
「…蒼。」
「……ふぇ?」
蒼はボソッと呟いた。
「如月 蒼。名前だ。」
手が右往左往する。
「と、鳥羽 康太です。」
「そうか、ふふ。」
「…あ」
「これからよろしくな!康太!」
康太の体温が急に上がった。
「……なんだよ。」
「如月君って――」
「笑うと、可愛いね。」
「ふ、ふぁ……」
「……ん?」
「……お」
「……お、お前――」
見る見る顔が、赤くなっていく。
「え?何?」
「――すまんすまん。遅くなった。」
「調子乗んなよ!バカがぁぁ!!」
「――何で!?」
「後ろ、うるさいぞぉ~。」
「理不尽!?」
―――
緊急クエスト チワワを手懐けろ
クリア
「懐いてない!」
「ざっこ。」
「うっせぇ!」
――
今日の学校終わりの帰り道。
「ふぅ。」
ホッと一息をついた。
「なんとか、問題は――」
青空を見つめる。
「…ないね。」
ある。
――携帯が鳴る。
「ん?誰だろう?母さんかな?」
電話に出る。
「もしもし?」
『あ、愛しの弟よ、おにい――』
ブチッ。
――携帯が鳴る。
「…もしもし?」
『今日、この後暇か?』
「うん、暇だよ。」
『……』
「どうしたの?」
『いや、何でもない。』
「そう。」
『冷たい風に、当たってるだけだ』
「…切るよ?」
『ごめんなさい。冗談です。』
ため息が漏れる。
「…で?」
『バイトしないか?』
――
※チュートリアルを再開します。
読んでいただきありがとうございます。
次回もお楽しみに。
※物語が生成されました。




