※優等生が仲間(仮)になりました。
第13話です。
※物語を更新します。
授業後、職員室の隣の資料室。
「あずねぇ~。できたぁ~。」
「サンクス」
プリントを見る梓。
「…悪くないな。」
「これで終わりか?」
「いや、あとは――」
「…まだあるのか?」
「あ、今。だらしないって思っただろう?」
「いつもだろう。」
手に持ったコーヒーを飲む。
「…翡翠に伝えとこ。」
「あ、いや。たまに!ごくまれに、だな!」
「…よろしい。はい。」
「…はいはい。」
段ボールが目の前に置かれる。
「これ、何?」
「授業で使うんだ。」
「…埃まみれだけど?」
「あぁ。そだな。」
「…」
雑巾を手に取る。
「マスクとかないの?」
「ある。どこかに。」
「…知ってた。」
資料室の扉が開く。
「梓、言われた資料持ってきたって、蒼!?」
「玲ちゃん!?」
「おう。そこの机に置いておいて。」
「ちょ、そんであんたは呑気に何やってんの!?」
「コーヒー飲んでる。」
「そうじゃなくて―」
「え?なんで、玲ちゃんも居るんだ。」
「あ、玲。コーヒー亡くなっちゃった。」
「…」
「ねぇねぇ。」
「おーい?」
「…二人とも――正座!」
――――
二人の前に伊山 玲は立つ。
「…で?なんて?」
「コーヒー無くなっちゃった。」
「自分で淹れなさい。」
「えー。」
「…」
「…はい。」
山本 梓は立ち上がる。
「…それで?」
蒼の肩が揺れる。
「あっと、なんで玲ちゃ――」
「玲、先生。もしくは、伊山先生。」
「あ。」
玲は、額に手を当てる。
「良いわね?」
「じゃ、じゃあ、玲先生はなんで居るの?」
「私もここの教師だからよ。」
「え?そうだったの?」
「…何も聞いてないの?」
「姉ちゃんから?」
蒼は天井を見る。
「まったく…」
玲は、笑った。
「翡翠は、そう言うの言わないよ。」
外を見つめる梓。
「…そうね。」
「コーヒー飲む?」
「要らない。と言うか、飲んでないで片付けなさい。」
「…はい。」
カップをデスクに置く。
「蒼、あなたもよ。」
「う、うん。」
資料を手に取る。
「れ、玲。」
「何?梓。」
「戻らないの?」
「えぇ。」
「そっか。」
「帰ってほしいんでしょ。」
「まぁね。」
「…だからよ。」
梓は、資料を手に取る。
「…仲良いな。」
「そうね。」
「否定しないんだな。」
「私が、そうしたくて、してるのよ。」
「…そ。」
「蒼、手。」
「あ、うん。」
蒼が資料を見つめていると、
資料室のドアが開く。
「伊山先生~?居ますか?」
「上川先生、どうかしましたか?」
「会議の時間ですよぉ~。」
「すぐ行きますね。」
「わかりました。あ、生徒さんが居るのです。」
「どうも。」
「一年生ですね?」
「はい。」
「お手伝い、頑張ってください。」
「ありがとうございます。」
玲は立ち上がる。
「さぁ、行きましょう。」
「はい。」
「梓。」
「何ー。」
「一人で、やるのよ。」
「…へい。」
「よろしい。蒼、あなた帰りなさい。」
「あ、わかりました。」
「えー。」
「…」
「何でもないです。」
梓は資料に目線を落とす。
「そんじゃあ、蒼。帰りなさい。」
「はい。」
「山本先生、ファイト!」
「うぃー。」
「先生、いきましょう。」
「あ、はい。」
玲達は職員室に向かう。
「…そんじゃあ、俺も行くからな。」
「おう。」
「…また手伝ってやるよ。」
「本当か!?」
「まぁ、玲ちゃんに怒られない程度にな?」
「…だな。」
梓の目が――
遠くを見る。
「そんじゃあなー。」
「お疲れ~、また明日な。」
蒼は資料室を出る。
腕を伸ばす。
「まぁ、なんとかなるっしょ。」
―――
※パーティーに優等生が居ます。
読んでいただきありがとうございます。
次回もお楽しみに。
※物語が生成されました。




