俺は小籠包が大好きです
新人作家デビューしたばかりだから、みんなのコメントめっちゃ待ってる!リアクションガンガンくれてもいいんだよ?それで書きながら上達できるからさ~。みんなの本音が超参考になるから、ガチでお願いします!よろしくねっ٩( ᐛ )و
江石は泣きたいのに涙が出ない感じだった。
昨夜、ゲームに夢中になりすぎて、今日の昼まで寝てしまい、兄が朝買ってきた小籠包を食べ損ねてしまった。やっと起き上がった頃には、小籠包の美味しい時間は過ぎて、冷えて「ゴルフボール」みたいになっていた。
「今日また食べに行こうって決めてたのに…」江石は悔しそうに呟いた。「あれは僕の大好きな俞おじさんの店の包子なのに…」その柔らかい皮、歯がうずむほど美味しいスープ、葱と生姜が織りなす複雑な味わい、どれもが江石の心を捉えて離さない。
「でも…でもなんで…なんでこうなっちゃうんだよ!」江石は屋上に立ち、空に向かって叫んだ。
その時、空は雲一つなく、陽光明媚だったが、どこまでも続くような巨大な裂け目が突然現れ、空を真っ二つに引き裂いた。裂け目からは淡い暗紫色の光が漏れ、まるで末世が訪れたかのようだった。