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旦那ちゃんと嫁ちゃん

これが旦那ちゃんの○○○○の舞だっ!

作者: 山本大介

 これがっ!


 え~嫁ちゃんに髪を切ってもらいました。

 バッサリと、いつもの如く、バリカンのアダプター無しの最短のやーつで、つるつるつるりんですよ。

 は~さっぱりした。

「ありがとー」

「どういたしまして」

 早速、旦那ちゃんは、洗面台へいき、つるピカ姿を見ます。

「おー、いつもように、ギラギラしたエロおやぢに見えるね~」

 旦那ちゃんは満足気に頷きます。

「そだね~」

 独り言が聞こえたのか嫁ちゃんから返事が聞こえました。


 それから旦那ちゃんはご満悦で、お風呂に入り、つるつる頭を撫でます。

 これよ、これっ!

 はっ!

 ふと思いました。

 嫁ちゃんにお礼がしたい。

 よっしゃ!

 

 旦那ちゃんは風呂からあがり、タオルで身体を拭くと、全裸のまま威風堂々リビングへ向かいます。

 そして嫁ちゃんの対面に立つと、ぐりんぐりんぶるんぶるんと、

「ほらっ、ほらっ、ティ○コの舞だよ~これがテ○ンコの舞だよ~」

 腰を振ってぐりんぐりんぶるんぶるんとアレを回し続けます。

 届けっ!感謝の気持ち。

「これが、俺のティンコの舞だっ!」

「・・・・・・」

「見て見て~」

 しかしながら、嫁ちゃんは俯いたまま床の掃除をしています。

「どぼじで(どうして)・・・」

「飽きた」

 ずばっと嫁ちゃん一言。

「・・・そんな・・・ちょっとだけでも」

「そんな、ちっちゃいの見ない」

「ビンビンだったら」

「・・・ありえない」

「・・・うぇーん。おぼえてろ~」

「はーい。早く着替えて、風邪ひくよー」

 嫁ちゃんの言葉を背に受け、旦那ちゃんは、寂しそうに脱衣所へと戻りました。

 ティンコちゃんもしょんぼりです。

 

 今度はがんばろうね。

 旦那ちゃんティンコちゃん。

 ・・・・・・。

 ・・・・・・。

 なんじゃ、これっ(笑)。

 ちゃん、ちゃん。


 旦那ちゃんの舞だっ!

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