登場人物紹介
レイユ・バルサード
バルサード家の次男。通称、ガリ勉。魔法学園では初級魔法について事細かに学び、学年首席。アイテムバッグと同機能の魔法の他に、風属性のウインドカッターや火属性のファイヤーボールなど、広範囲にわたって初級魔法を習得している。ちなみにレイユの使う回復魔法は水属性のアクアヒールである。上の兄弟には剣聖である兄と錬金術師である姉がいて、兄からは剣術を教わっていた。
ミム・リヴェール
ジョブはランサー。騎士学校で学んでいたが、両親の借金のかたに奴隷落ちをする。外見は銀白色の髪色に大きな胸が特徴。奴隷オークションにかけられていたところを、運よくレイユに買われる。買われてからレイユの従者となっているが、レイユに惹かれ、テレーザに負けじとレイユにアプローチをし始めた。そして彼女には秘密が……。
テレーザ・トワール
ジョブは魔法使いで赤髪に明朗で活発な少女。レイユの元婚約者でレイユからはテレトワとあだ名で呼ばれている。カイン第二王子のレイユへの悪意により、カイン王子の婚約者となった。レイユが国外へ旅に出ることを知り、追いかけて彼の旅について行くことに。雷の魔法が使える。
ロサル
ジョブは双剣使い。仲間の裏切りに合い、囮になってしまったところをレイユに助けてもらう。それからはレイユのことを旦那と呼び、彼に恩を返すことを考え続けていた。レイユが国外へ行くことを知り、彼と共に旅をする決意をする。おっぱい星人で女好き。
カイン・セラフィーロ第二王子
元々魔法に対するの素質が高く、王子ということもあり魔法学園でも威張っている。どちらかというと授業に関してはやる気が無く、自分より魔法ができない生徒をバカにしていた。中級魔法の授業で能力が高いことを見せつけようとするが、レイユの放った魔法と比べて威力がなく、レイユに恥をかかされたと思い込み、そのことで裏で理事長へ圧力をかけてレイユを退学に追いやる。また、レイユの婚約者であるテレーザも奪い、レイユに悪意をぶつけた。第一王子である兄にも敵意をむき出しにし、魔法が使えないことをバカにしている。
マチルダ
セラフィーロ王国王都ギルドのベテラン受付嬢。ぶっきらぼうな面があるが、実力があっても不遇な立場にいる冒険者を、陰ながら温かく見守っている。
ユル
セラフィーロの王都に住む商人ポルコの息子。騎士学校で授業について行けず、先輩からのシゴキもあり、すべてが嫌になってエフゲーアの毒を飲んだ。レイユのお陰で一命を取りとめ、家業を継ぐことを決意する。ミムの元クラスメイト。
アーサー
セラフィーロ王国王都に住む冒険者。パーティーを追放され、ギルドでマチルダと談笑していると、ひょんなことから初心者の二人の少年とパーティーを組むことになる。この二人とエルフの少年少女を含めた冒険者パーティーのパーティーリーダー。
メディサ
ライムグリーン色の蛇。体長は約百二十センチで、ロサルにべったりくっ付いている。
フォイーン
六魔将の娘。父親と敵対する魔族に攫われ、カインに人間になる呪いをかけられる。人間の姿では長い黒髪に黒い瞳であり、豊満な双丘の持ち主。
読者の皆様方、ここまでお読み下さり、ありがとうございます。このあと第三章、第四章と続くのですが、カクヨムの方で先行公開しています。気になる方は是非どうぞ。




