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希望を司る神・ホノカの憂鬱
「つまらないなぁ…」
ぞう呟いたのは希望を司る神、ホノカだった。
「しかたないってもなぁ…」
苦笑するのは実兄で彼女の付き人でもあるリクトだ。
「だってさぁ…ずーっとここに閉じ込められてるんじゃつまんないよ」
「仕方ないだろ、掟なんだから」
「なんで兄さんが希望神じゃないのよ!」
「それも仕方ないことじゃないか、選ばれたのはホノカなわけだし」
「うーっ!」
掟、それは「希望神と光神が異性の場合、他の神と隔離すること。二人の神が会うのは自由だが、付き人の準神は当該者の身内とすること」だった
「でも、ライトのこと、嫌いじゃないだろ」
「まぁ、むしろ好きだけど…」
「なら問題ないじゃないか」
「そもそも何でそんな掟ができたのかわからないし」
「勉強しとけよ…」




