第3節 魔物討伐
「さぁって魔物の群れが出る場所まで飛ぶよ?フライ!」
装備を整えたおれたちはセニーニャの風魔法で飛んでいったのであった。
「うわ~すごい魔物の群れ上からみるとすごいわね!」
「おいおいこの数本当に大丈夫なのか?」
俺は魔物の群れの数にビビっていた。
「大丈夫さっき私が教えた上級魔法を使ってみて!」
「わかったじゃあつかってみるね。バーニング!」
俺が呪文をとなえるとすごい勢いで炎が舞ったのであった。
「おお!さすが上級魔法!一瞬で半分の魔物を焼き払ったわね!」
ルナは俺の使った魔法に驚いていたのであった。
「1000くらいいた魔物も200匹くらいになったみたいね。これなら地上で戦っても平気ね。」
俺たちは地上に降りて、接近戦にもちこんだのであった。セニーニャの魔法の後方支援もあって楽に魔物をたおしていたのであった。
しかし、楽に魔物をたおせてたのは俺だけだったらしい。ルナとセニーニャは苦戦をしていたみたいだった。
「おいおい。さっきまでの威勢はどこいったんだよ?」
「しかたないでしょ!魔物の数がおおいいんだから!」
ルナは焦ったようにいっていたのであった。
「まあいいや。俺が前にでるからのこった魔物をたおしてくれ。」
俺は剣をふっていた。魔物の攻撃してくるであろう予測は回避へと楽々かわっていったのであった。
<そうか。動きがスローすぎて楽なんだ。どうやらチートのおかげみたいだな。適当にふるった剣も偶然じゃなくって直観で急所にあたってるんだ。>
俺の力は憶測から確信へと変わったのであった。
「どうだい?少しは楽になったかな?」
「そうみたいね!前衛を任せて正解だったかも!」
ルナはなんとか魔物を退治できていたようであった。
ルナとセニーニャはなんとか俺のペースに合わせられるようになった。
「この分なら適当に魔物相手にしても楽に終わりそうだな。」
「あまり声かけないで。ツカサの残飯処理で忙しいから!」
セニーニャも魔法の支援と攻撃で精一杯のようだった。
「そうか。これくらいの数接近戦でこんなに楽なのか。」
こうして魔物の数は徐々に減っていきやがては全部倒し終えたのであった。
「うわ~。つかれたよ~。」
「本当にしんどかったわ。」
「そうか?そんなに疲れなかったけど?」
「さすがステータスがぶっ壊れの規格外のツカサいうことが違うわね。」
ルナは俺を見るなりそういったのであった。
「でもこれで大儲けできたことはかわりないよね?」
「そうね。魔法の使いどころは大変だったけど。これだけ大変な思いしたんだからそれくらいの大金もらっても、文句ないわよね。」
<おいおい。こいつら俺のステータスに頼ってたたかってたんじゃないよな?>
「ツカサ~。ありがとうね。今回の魔物は予想してた小物とはちょっとレベルが違いすぎたみたいだけど。ツカサがいなかったらわたしたち死んでたわ。」
「いいや。丸腰だった俺を助けてくれたお礼だよ。」
「でもこんなところで恩返されるとわね.思わなかった。」
息をきったセニーニャがいったのであった。