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第3節 魔神王

「さぁどうした人間俺に恐れて身動きもできないか?」


「さぁどうだかな。」


俺は4魔神の力の源をさぐっていたのであった。


「まあいい!貴様のような弱い人間に魔神王様の元へはいかせわしない!ここで滅びるがいい!」


俺は4魔神の攻撃を聖剣と魔剣を生成して受け止めたのであった。


「すごい力だ!抑えきれるか?!」


「ほお!俺の攻撃を受け止めたか!人間にも多少はできるやつがいるものだな!」


「おまえ魔神王から大量の血をもらってるみたいだな!」


「ほぉ。俺の源を見抜いたか!」


「魔力を感じるんだよ!おまえからな!大量の魔神王の魔力が!」


「魔神王ってそんなに強いの?!4魔神を軽く倒したツカサでもこれだけ苦戦してるのに。」


ルナは驚いていた。


「認めるしかないわね。魔力の差が大きすぎる。私たちの手には負えない。」


セニーニャは悔しがっていた。


「そうでもないぞ。お前の力の源は魔神王のものだろ?だったら答えは簡単だ。」


俺は4魔神の魔力を根こそぎ奪い取ったのであった。


「な!なに!力が抜けていく!貴様なにをした!」


「どうということはない。お前の力の源を吸収してるだけだ。」


俺は4魔神に魔剣を見せた。


「こいつだよ。この魔剣にお前の魔力を吸わせていたのさ。」


「バカな!魔神王様からいただいた魔力を吸っているのか?!」


「そうだ。俺の作る魔剣は俺に敵意のある魔力に反応してその魔力を吸い尽くす力を持っている。」


「ああ!吸われていく!魔神王様からいただいた力が!」


「魔力も枯渇したな。終わりだ。冥土の土産だ楽に殺してやるよ。」


そういって俺は4魔神の首をはねたのであった。そして灰へとかわっていったのであった。


「最強の4魔神あっけなかったな。他人の力を借りてこの程度か。」


「やっぱりツカサ強すぎだよ。いまさらだけど。」


ルナとセニーニャはあきれていたのであった。


「ツカサ今まで私の同胞を狩っていたのはしかたありませんが、たしかにその力めにあまるものがあります。私が話をつけてよかった。これ以上同胞を狩られずにすむのですから。」


「まあ、レミアスが心配するのはもっともだよ。でもレミアスが望むならこれ以上の魔物を狩るのはやめておこう。」


「それを聞いて安心しました。」


レミアスはこれ以上俺たちが魔物を狩らないことを確認したのである。


俺たちは城最深部まですすんでいったのであった。俺は聖剣と魔剣を生成しながら、城内にいる魔神族を排除していったのである。


「4魔神が死んでもやっぱり警備は厳重だな!俺の生命力と魔力はもつのか?!まあ大丈夫か多少の苦労はしかたない!」


「苦労って、あんた聖剣と魔剣涼しげな顔でポンポンだしてるでしょ!」


走りながら話をしているうちに俺たちは城の最深部へと到着したのであった。そして扉をあけたのであった。


「よくきたな。人間よ。そのか弱い体と力で4魔神を退け、よく私の前にたったものだ。褒めてやる。」


俺たちの前に立ちはだかっていたのは玉座に座っていた魔神王であった。その威圧感と圧倒的な魔力は魔そのものであった。


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