表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/26

第2節 統率の魔族


俺たちは魔族との一見で国王に呼ばれることになった。


「表をあげよ。そなたたちか魔族との闘いで暗殺されそうになったのは?」


俺は国王の言われた通り答えた。


「はい。私たちに対して敵意をもっておりました。私たちがこのままでいると魔族の脅威になりかねないと。」


「第2王都では大変だったであろう。しかし、魔族が確かに脅威と感じるのもうなずける。お前たちは人間の領域を超えすぎている。私の前に今提示されているギルドカードがその証拠だ。」


国王は俺たちの力がチートであることを述べていたのである。


「しかし、その魔族が世界征服を企んでいるのも事実。計画の妨げになるのも一目瞭然であろう。」


「魔族はどのように対処したらよいでしょうか?」


俺は質問を国王になげかけたのであった。


「そのまま第2王都に住み魔族の様子をうかがってほしい。私の方からも探ってみよう。なにか有益な情報も手にはいるであろう。」


「お願いします。」


俺たちは再び第2王都に戻ってきたのであった。


しかし、第2王都にくるなり、いきなり魔族に襲われたのであった。


「あ~まじかぁ~。俺たちは普通に冒険したいだけなんだよなぁ~。」


「魔族はツカサをほおっておかないってことかな?モテモテはつらいね~。」


ルナは俺に冗談を言ってきたのであった。


「ルナ、ツカサ冗談言ってる場合じゃないよ。今度の魔族は先日襲ってきた魔族より強い。」


セニーニャのスキル「ステータス鑑定」で魔族のレベルをみたのであった。


「セニーニャ魔族の強さはどれくらいだ?」


俺はセニーニャにどれくらいの強さなのかをきいたのであった。


「そうね。災害級の魔物よりレベルは低いけど、魔法を使ってくるから厄介かもしれない。」


「わかった。魔法に注意して戦おう。」


俺たちはまず、魔法を使う魔族を優先的にたおしていったのであった。


しかし、さすがに前衛のいる魔族たちは後衛を守っていたのであった。


魔族の前衛と後衛のコンビネーションは絶妙であった。


「レベルが低いといっても数とコンビネーションでここまで苦戦するものなのか。厄介だな。」


「魔族の指揮官が有能なのよ。いくら低レベルでも数と質がそなわってたら苦戦するわね。」


俺たちは魔族の統率のとれた戦術に翻弄されていたのであった。


「セニーニャ後衛の魔法を無力化してくれ。できるか?」


「大丈夫できる。」


セニーニャは魔族の後衛にむかって魔法を放ったのであった。


俺とルナはセニーニャが後衛を倒している間に前衛の魔族を倒したのであった。


「やっぱり俺たちも連携をとればいけるな。」


「そうね。最後にはレベル差がものをいったって感じだけどね。」


こうして俺たちは魔族を倒したのであった。


「ふぅ・・・おわったな。」


「今回の魔族は統率がとれていたから厄介だったね。」


「私の魔法援護がなかったら大変だった。感謝してね。」


「いや。セニーニャおれでも魔法支援できたからそんなことはないぞ。でも実際たすかったけどな。」


俺たちは魔族を倒したあと第2王都の兵士に報告して、魔族の遺体処理をたので屋敷に戻ったのであった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ